日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

運転停止に

2018年01月14日 | 地域

 南バイバスを南進しR188との交差点に至ると2本の煙突と送電用の鉄塔が目に迫るのは中国電力岩国発電所。同所は石油火力発電所で1号機は廃止され現在、2号機と3号機が出力85万KWで稼働している。稼働は1966(昭和41)年というから50年をこえる。藤生の海岸線になくてはならない物、市民にはそんな感覚もある。

 この発電所は来月運転停止になると聞いたが、市民への情報はあったのだろうか。停止理由は分からないが停止後の同所の管理は中電で万全な対策を講じられることを願うしかない。それよりも停止による地元経済への影響はどの程度あるのだろう。そちらが心配である。

 一方で、石油でも石炭でも大気汚染や温排水の問題を抱えている。停止が瀬戸内の環境改善の一助になるのだろうか。現に三隅に計画されている中電の石炭発電所建設については環境省から厳しい注文が出され、中電は対応に迫れるとの報道を目にする。

 発電所国道側には広いこんもりとした緑地帯が続き、その海側に広がる設備をうかがい知ることは出来ないが、停止後の新たな活用策はまだまだ先のことだろうが、でもあの緑地帯は残して欲しい。市内中心部の緑を失った愛宕山跡地を思うと緑の大切さを改めて思う。
コメント
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