日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

新入生への祝

2021年03月31日 | 社会 政治

 近くの小学校の外周の桜が開花し、ちょうど見ごろになった。このまま入学式まで持ってくれと願いたいが、すこし無理な願いかもしれない。転任の先生とのお別れ会は終わったようで、児童らは新しい担任はどんな先生だろうかと、思いを巡らしていることだろう。クラス替えでもあればさらに描く内容が膨らむ新年度を迎える。

 年度末、官公庁や多くの企業では明日からそれぞれの年度替わり新年度とか今年度とかに呼称が変わる。3交替勤務の頃は年度区切は仕事をするうえでは特に節目とは思わなかった。交替勤務から新しい常勤職場に移って8カ月後に年度代わりがやって来た。仕事の内容は継続しているが、ひと区切りをつけた内容で新しく始める、年度とはそうなのかと知った。

 例年なら歓送迎会や慰労会などで街は賑わうところだが、コロナ感染拡大防止のためには大自粛が求められており、早い帰宅を促している。直接のコロナ担当部署ではないのかもしれないが、感染防止策のすべてを完全無視し宴会を開いた厚労省の官僚ら、現下の状況から会を止めさせる人は一人もいなかったとしたら救いようの無い職場だと思う。もし声を無視して開いていたのならば同じことだ。

 それはさておき、コロナ感染は第4波に向かっているような報道が多い。魚のマンボウには大変失礼な「まん坊」適用が決まりそうだ。これまでの対策で効果がなかった原因を、先入観を持たず議論し感染対策を見直し、新しい対策を決め、それを新年度の第一歩として新入生へのお祝いとして欲しい。
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黄砂で眺め悪し

2021年03月30日 | 自然 季節

 黄砂、辞書では「中国北西部で、強風に吹き上げられた黄色い砂塵が空をおおい、風に運ばれながら徐々に降下する現象。三月から五月に多く、しばしば日本にも及ぶ」。衛星画像で、その黄砂が西風に乗って運ばれてくる様子が伝えられる。まるで豪雨をもたらす雲のようにその濃さまでが分別されて伝わる。

 予報では洗濯物の屋外干はやめましょう、そんな注意も流される、まるで大雨注意報に似ている。視界が5㌔を下回ると危険な状態になるという。身近では車の運転にも注意が促される。県内西部では視界3㌔くらいの映像が流されていた。映像を見る限り注意の必要なことがわかる。黄砂は人体へも影響及ぼすが、コロナ感染予防のマスク着用で多少はしのげるのだろうか。

 2週間ほど前の中国北京の黄砂映像で視界に入るすべてが黄色といより薄茶色に変わっていた。日本にも影響あると伝えられたが、今やって来ている黄砂の方が日本には厳しいように思う。砂はモンゴルのゴビ砂漠からやって来ているという。ゴビ砂漠、社会科で習った世界4大砂漠の一つは思い出すが、黄砂を学んだかどうかは覚えていない。

 天気がいいので本来なら城山山頂の岩国城とそれを囲む桜が映えるのだが、あいにくの黄砂で共に霞むというかぼんやりしている。県内のPM予報では洗濯物や車に付着が目立つ状況と出ている。外出は減らすよう注意が出ている。大都市のコロナ感染を思えばなおさらのこと自粛がよさそうだ。それにしても厚労省官僚をはじめとして都市部の感染防止を怠る人の多さに驚く。
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何かを間違えた

2021年03月29日 | 生活・ニュース

 「弘法にも筆の誤り」という諺がある。この解説には書の名人・弘法大師でも書き損じることがある。名人や達人でも、時には失敗する例えとある。弘法大師が書き損じたかどうかは知らないが、もしそれが現存するなら、お宝鑑定に出したいものだ。似たような諺に、河童の川流れ、猿も木から落ちるなどを思い出す。

 パソコンを始めたころ「ソフトのバージョンアップや更新は必ず実行するように」と教わった。箱の中のことはさっぱりな故、この教えは守ってきた。そのことでトラブルや不具合は経験してこなかった。最近、JPEGを印刷すると中央部分が真っ白い帯状になり印刷できない。アプリをチェックするも異状ない診断が出る。プリンターの保証期限はとっくに過ぎておりの購入を考え、機種を検討していた。
 
 ものは試し、いつも利用する電気店の修理部門へ印刷不良を持参し状況を話す。メーカーに問い合わせてくれるも混雑で電話は通じない。あきらめて品定めしているところへ修理部門の人が追っかけて来た。メーカーに連絡がついたとして「これで検索」とメモを渡された。購入を中断し、帰宅して検索した。最新の20H2機能更新プログラの更新で同じようなトラブルが多発しているようで「累積更新プログラム」が公開されたいた。

 新しい公開プログラムをインストールし問題は解決した。今回のことは弘法の例に同じなのだろうか。トラブル、原因は自分では分からない、ならば買い替えるか、手っ取り早い解決方法だが出費をともなう。困った時にはどこかに誰かに相談、今回改めてそれを認識するとともに出費を免れた。応対の店員さんに復旧とお礼を伝えた。
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週刊誌の取材力

2021年03月28日 | 社会 政治

 水曜日の夕方から木曜日に掛けて霞が関と永田町は「何か」に息をひそめるというか戦々恐々としているという。そんな話が面白く書いてあった。最近の政治と週刊誌の関係を思うとき、そうしたことを報道でしか知ることができない地方住まいの者はそうだろうなあ、と思う。何かとは木曜日発売の週刊誌の掲載記事のこと。発行されると国会答弁が嘘や間違いでしたと答えてしゃあしゃあとしている。恥ずかしくないのかとあきれる。

 それはさておき、このところの政治に絡むよくないことの発掘は週刊誌が群を抜いているように思う。こうしたスクープを取るのは新聞やTVの役目と思っていたが、最近は週刊誌の後追いになってる。いわゆる報道機関の取材力にブレーキがかかっていないとすれば取材能力が落ちているのだろうか。有権者としては公平公正であればいいのであるが、報道機関はもう少し政治への監視機能を強めてもらいたい。

 週刊誌、辞書では「一週間に一回発行される雑誌」と説明は類似している。日本初の週刊誌発行は1877(明治10)年というからその歴史は古い。発行は雑誌社・新聞社と多いが廃刊や休刊も多い。かつては記事内容から「週刊誌か」と少々低めな評価もあったが、今や政治の中枢を動かす力も発揮している。それは情報源が何であれ、取材力が備わっているからではなかろうか。

 週刊誌を買って読むことはなくなった。出かけた先の書架に並んでいるのを読むくらい。ただ、新聞広告は全週刊誌ではないが、何誌かは丁寧にみている。それは世の趨勢や流行に後れまいとしての振る舞いだが、間略語がおく苦労している。次号のスクープは何か、地方の年配者も待っている。 
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人事異動の春

2021年03月27日 | 社会 政治

 今月になり、連日新聞の大きな紙面を割いて載っているのは公務員の人事異動。それは国から地方まで、何を担当していた人が新任務でどこそこへ異動や退職など全国紙・地方紙合わせたら想像もつかない大きな紙面になろう。これは記事だから無料なのだろうか。多くの権限を持った役所へ対してのことなので有料には出来ないだろうなあ。

 現役のころ、この時期には何を置いても我が仕事に関連する人の異動先とその後任となる人を確認していたことを思い出す。課題を抱えている時は特に気を使った。中には新聞発表前に仕事の関係でと断り挨拶に見えた人もあった。話の中で子どもの進学などと重複して困っている人もいた。サラリーマンならどこの世界も同じ悩みはあるようだ。

 今日は見開きで3194人の異動が掲載された。内容は県教委関係の異動、見出しが最近の世相を受けたわけではないだろうが「女性管理職10年間で最多」となっている。そういえば、近くの小学校のお別れ会の予定が入っていた。自分の子どもの頃のこうした状況の記憶は薄れているが、小学校では1から4年までのクラス担任は今思い出しても「いい先生だった」と言える。

 私も何度か異動を経験した。その中で、自分には新任務だが、何年も経験している前任者にすれば、昇進や昇格での異動ならいざ知らす、必ずしも歓迎すべにことではなかっただろうと思う。そのためには前任者以上に勤める、そう心に誓いながら過ごして来たと思っている。異動関係の仕事も担当したが一件一件苦慮したことを思い出す。
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移籍選手の胸中思う

2021年03月26日 | エッセイサロン
2021年03月26日 中国新聞「広場」掲載

 プロ野球の世界ではチームの戦力強化のため、選手のトレトードが当たり前のこととして行われる。対象選手の多くは、新チームで全力を尽くすとのコメントを残して去っていく。
 しかし、その本当の気持ちはどうなのか、報道されるたびに気になっていた。20日付オピニオン面の「潮流 エースの情念」を読んで、そんな気掛かりについての答えをもらった。
 40年余り前のドラフト騒動「江川事件」解決のために、巨人はエースだった小林繁さんを、阪神に「差し出す」形でトレードした。
 小林さんはその時の胸中は「許せないの一心」だった。陰惨ともいえる「暗い情念」が燃えたという。しかし、巨人戦で勝利を重ねるうちに怒りは静まり、「もう十分じゃないか」という感情が湧いたそうだ。
 今季も戦力外やトレードで多くの選手が他球団のユニホームを着た。胸の内はどのようなものだろう。古巣との対戦はプロならではの試練。そうした選手たちの一投一打に期待したい。
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恩送り

2021年03月25日 | 生活・ニュース

 城下町ということもあって散歩のコースにはいくつも寺がある。新しい住居表示に変わる前には、岩国七町と並行して寺町という名称の通りもあった。どの寺の門前にも法話や参拝のお知らせの掲示がある。それに並んで、仏の教えを表す短い言葉やその解説など意味深い言葉が毛筆でしたためられている。

 散歩中、その掲示が新しくなっていると、どの寺の前でも立ち止まって黙読する。真の意味は何だろう、そう思う墨書が多いが、気持ちだけは安らかになった気がして再び歩き始める。「受けたご恩は返すのは難しい せめてできるのは恩送り」、これは春の彼岸会の後で菩提寺の掲示に貼られた。

 恩送り、この言葉はエッセイ同人のYさん(女性)が2度にわたって作品にしている。1編目は恩送りを知った経緯とそれを実行した内容。2編目は、最初の作品を読まれた方が1編目を携帯し仕事に活かされていることを知り、共感してくれる人が身近にあっておどろいたが励みになったという内容が書かれている。1編目は東日本大震災直後の作品で、被災地へ恩送りを始めた内容になっている。私はこの作品で恩送りという教えを知った。

 Yさんは「恩送り」について次のように書かれている。辞書に「恩返し」はあるが「恩送り」はない。お世話になった方へ親切を返そうにも返せない場合、代わりに誰かにその恩返しを受けてもらう。送られた次の人がまた次の人に送り、たくさんの人たちで送り繋いでいく、という意味を持つらしい(自費出版「おしめほしたる」より転載)。知っている言葉が目に入るとやはり心するものを感じ心がけようと思う。
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頼もしい二代目

2021年03月24日 | 生活・ニュース

 水回りのちょっとした改修をした。それを下請けした30才前後に思える業者の社長が施工した。「親父が急逝し勤め先をやめ家業を継いだ。ようやく仕事がいただけるようになり喜んでいる。母が一番ほっとしている」、工事を眺めている私に自らの近況を話す。コロナ禍で厳しい世情の中で「仕事があるという喜び」がひしひしと伝わる。聞く私も何か嬉しくなる。

 私の現役時代何をしたかと聞かれたので、若い時は石化プラントの運転を経験したことを話す。すると突然、水素を扱ったことがあるかと問う。扱った経験から記憶している難しさや怖さを話す。彼の思いは家業の将来に向けた発展策の一つとして「水素エネルギー」に係わってみたいという。今の仕事とどのように関連するのか私には分からないが、将来を見据えた思いに賛同した。

 さらに話は弾み、石化燃料から自然エネルギーへの転換にも興味があると話す。その気づきは、最近の新築家屋の太陽光パネル設置の増加から思っていると話す。私の近所もそうであり、そこは私と完全に一致している。私も26年前、新築の時パネル設置を見積もってもらった。現在と違い補助制度など無く満額自己負担で1千万円弱、手が出せる状況ではなかった。

 仕事をしながらの話しぶりから独身のように感じたが、このコロナ禍で仕事が入って来ることの喜びや夢、将来の家業の姿とそのための策、若くても責任感を十分に感じさせる。ぎっしり工具の入った腰袋、手を動かし、脚立に立って調整し仕上げていく、彼の仕事はリモートでは不可能、仕事ぶりを見ながらいい後継ぎになれる、そう思った。
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サクラ 2

2021年03月23日 | 自然 季節

 このところの気温の高さ、朝夕の温度さの大きさ、温暖化とは言えどういうことなのだろう。4月からGW頃の気温予報も出ている。そんな事例、札幌で積雪ゼロになった、金沢では桜が過去一番の速さで開花、朝と昼の温度さ20度、それなのに広範囲で霜注意報が出る。午前11時ころ我が街にも霜注意報は出た。

 今年の各地の桜開花は10日くらい早い。一番は広島だった、ところが満開一番にはなれなかった、とぼやく人もあるとか、まあ、その気持ちわからないでもない。染井吉野は接ぎ木や挿し木で増やす。ということは遺伝子配列が全く同じクローンということになる。同じ日本、多少の差はあっても同じころに示しあわえたように開花することは不思議ではない、と教わる。

 錦帯橋畔はうっすらと桃色づいてはいるが、車窓から見た感じでは見ごろまであと少し時間がかかりそう。上流側の豪華な桜トンネ街道(いさない街道)の咲き具合はちらほら、楽しむにはもう少し時間がいるかも。といいながら「三日見ぬ間のさくらかな」という、このところの好天が一夜にして変えるかもしれないからご留意を。

 市街から40数キロ錦川上流の知人から、一度見たいと思っていた桜の写真が届いた。添え書きには満開に近いともある。好天に誘われ車を走らせた。見る人はほかに見当たらず全景独占でトコトコトレインの軌道脇に咲いた桜を眺める。桜の下を流れるのは錦川支流の宇佐川。この川で獲れる鮎の味は日本一に何度かなっている。そんな清流と桜、いつまでも残したい自然だと思いながら、ドローンで捉えたら絶景では、そう思いながらファインダーを覗く。
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リバウンド対策

2021年03月22日 | 社会 政治

 新型コロナウイルスに係わる緊急事態宣言が解除された。解除にあたり国はリバウンド対策として5項目を発した。これまでの継続や多少の強化、指摘されていた内容で全く新しい内容は無い。対策を実行して効果あったから宣言解除ならすんなり理解できるが、リバウンドを折り込んだ宣言解除には何かしっくりしない感じがしている。

 在京TV局のワイドショーを散歩すると、国民は宣言慣れして気がゆるんでいる、というスタジオコメンテーターの発言が大方である。スタジオで都会の人込み映像を基にした番組進行では、国民みんな気がゆるんでいるように思えるのだろう。田舎から見ていると、感染はなはだしい都会の人は「宣言が出ている」ことを知らないのか、忘れているのか、無視しているのか、そんな感じがする。

 五輪の海外からの観戦者受け入れを見送ることに決まった。開催にあたっては安心安全な対策を講じてからという一線が引かれている。その具体策は公表されていないと思うが、外国からの観戦無しの決定はその一環かと思った。ところが、TV 報道では経済的な面からこの決定を訝る声が非常に多い。関係者は五輪の安心安全の定義をもう一度周知して欲しい。

 新型コロナの影響は2年続く、いや数年続くなど専門家からの声が伝わる。ということは、すぐに収束する見込みは立たないということだろう。もしそうであるならば、リバウンドという軽い対応でいいのかと感じる。経済を重視する立場からすれば、現象の繰り返しで成長は鈍ってしまうだろう。緊急か非常かで対応は変わる、政治は見定めて欲しい。
 
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