日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

公衆電話

2021年01月17日 | 生活・ニュース

 あるこじんまりしたエントランスホール、その片隅に公衆電話が置かれていた。暇があったのでエントランスを見回っていて気付いたもので、置いてある所は入ってすぐには気づきにくい場所になる。遠慮がちに受付で「利用者があります」とたずねたら「私は見たことはありません」という答えだった。

 街中でもほとんど見かけなくなくなった公衆電話、最後に使ったのはいつだったろうか。公衆電話といえば3方向から掛ける人が見通せるボックス。その電話ボックスには必ず分厚い電話帳が置かれていた。そこから相手の番号を探したことを思えば携帯やスマホの便利さはすごい。いや、それだけ物覚えが低下しているのかも、わが身を省みて思う。

 そんな電話帳に変わって新しく置かれるものが試行されるという。その物は携帯やスマホ用の充電器というから驚き。通信手段として競争すべき携帯やスマホにサービスするとは驚きだが、驚くこと無かれ使用料はきちんともらいうける方式という。支払い手段はどうなるのだろう、既設の電話機から硬貨投入、いやテレホンカード方式だろうか楽しみだ。但し災害で停電など緊急時は無料と言うというから助かる。

 スマホは角ばって硬い長方形でそれなりの重さがある。2、3年後には幾重にも折りたためる形や、ラップフィルム引き出すようなスマホも誕生するらしい。それらにAIが組み込まれ更に進化すれば5Gなどは遠く及ばない新製品が登場する。公衆電話を若い人は使えないというが、それはスマホを使いこなせないわが身とあいこで勝負なしになる。いつかは公衆電話終りの時が来るのだろうか。 
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