日々のことを徒然に

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大根料理

2021年01月15日 | 生活・ニュース

 中国大陸を経て日本に伝わったといわれる大根、今では世界各地で多くの品種がつくられているという。アブラナ科の根菜で、根の部分は白くその形は細長くスマートなのが一般的。しかし何の悪戯か想像もしない姿もある。先日のSNSに土俵入りする力士姿の大根が載っていた。初場所中で時期を得たアップと思い、いいねをポツンした。

 大根は白ばかりではない。当地には「赤大根」がある。菜園を楽しんでいたその昔に我が家の畑にも植わっていた。大根の皮も茎も赤色、というより深い赤色のように記憶する。赤い皮の中は白大根と同じで白だった。これは酢の物にすると赤が鮮やかになり白と色合いが調和し見た目も美味しく見せていた。この赤大根、生産量が落ちていたが最近販売が始まった。

 「だいこんニンジン大嫌い」、本当の意味は分からないまま子どもの遊び言葉にあった。単品では子どが好む味でないかもしれない。しかし、調理によってはその美味さが引き出されるのだろう、レシピには幾百と載っている。現役のころ、なじみの小料理屋で自慢の一つにおでんがあった。頼むと味のしみ込んだ厚切りの大根がまず出て来たのを思い出す。

 我が家に菜園はなく季節になると畑から直通の瑞々しい大根を頂く。大根おろし、煮物、おでん、酢の物など何種類か食卓に載る。そんな中で幾本かを必ず切り干し大根にする。大家族だったこともあり母や祖母はむしろ何枚分も包丁でつくていた。今年の切り干し大根が先日来の寒波の中で完成、噛めば甘味の出る格別の品に仕上がったと思う。楽しみだ。
コメント (2)
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