日々のことを徒然に

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御年玉

2021年01月06日 | 生活・ニュース

 お年玉、当たり前だがもらえなくなって幾十年。結婚してからは、知らぬ顔をしているが妻がいそいそと準備するは知っていた。お年玉はどんな意味なのか引いてみた。「御年玉 新年のお祝いの贈り物。現在では子どもや使用人などに送る金品をいう」(広辞苑)、「御年玉 新年を祝って子どもや目下の者に与える金品」(明鏡国語辞典)、「御年玉 新年のお祝いの贈り物」(新明解国語辞典)、ニュアンスの違いが面白い。

 辞書に敬意を払って御年玉と書こう。今日は二つの御年玉が届いた。一つ目は、県西部のある酒造会社に勤める、解散したエッセイ同人の一員だった人からの「酒の粕」。解散前までは1月の例会でもらっていた。会の代表あてに先送りで届いていたもので、酒分をたっぷり含んでいて重宝した。私は冬の間、主に粕酒にして飲んでいた。あぶった粕の香ばしさもたまらない。明日から厳寒という、さっそくいただこう。

 二つ目は妻の使いでももらった物。スーパーの折り込みに載っている数字と年賀状抽選番号の下2桁が同じならスクラッチクーポン券がもらえるというもの。内容はレジで20%又は30%の値引き券になる。結果は30%4枚、20%6枚を入手できた。本番の抽選より確率が高いようだ。さて本番17日の抽選ではどうなるか。

 厳しい就活状況だったが、周囲の皆さんのおかげで孫はこの春から社会人として巣立つことができる。おそらく最後になる御年玉には妻が短い文を添えて送った。元日の朝「おめでとうございます」。そして御年玉の礼に続けて「門出の記念に財布と名刺入れ」を購入するという。思いがけないことだったが記念のひと品になれば幸いだ。成長を感じさせる嬉しい年明けだった。
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