日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

コロナ入国から1年

2021年01月30日 | 社会 政治

 昨夜は今年初めての満月だった。写真はその月が今朝西の山の端に隠れる少し前、午前5時半ころにスマホで撮った1枚。スマホのカメラをナイトモードに切り替えると「撮影中は端末をしっかり保持してください」と表示、よくできている。さて、薄曇りの空のおぼろげな月あかりを見ながら、コロナのこの1年、月の鏡に地球はどう映ったのだろうか。

 1年前の1月29日、コロナ禍で都市封鎖中の中国・武漢からの日本人救出の第一便が羽田空港に降り立った。その後も合わせ都合5便でおよそ800人の邦人が武漢を脱出できた。一方、2月3日にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が紆余曲折の末横浜港に入港し本格的な日本のコロナとの戦いが始まった。そのころ今ほどの厳しい状況を予測した人がいただろうか。

 あれから1年、世界中に蔓延し1億人以上の人が感染し200万人以上の人が亡くなっている。予防の優等生といわれるワクチン接種が始まっているが世界への平等な頒布は見通せず、コロナ収束の見通しは誰も発していない。国内でも感染予防の策は進められているが、高止まり傾向のまま推移している。こんな中、世論調査では8割の人がオリ・パラの中止か延期を求めているのに、推進者は安全安心な開催を掲げるが安全安心はいかなる内容か説明がない。

 緊急事態宣言の一カ月延長か、という観測記事が複数報道されている。中途半端に解除をして、みたび緊急事態宣言などという恥ずかしいことは起きないと信じたい。安心して経済活動が可能になるまで不便さを我慢したいものだ。政治は動かな信念を持った決断をして欲しい。
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