センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

「我慢強い子」に育てる。

2009-03-21 00:26:07 | 感覚
父と過ごせば、我慢強い子、
1歳の時に休日に父親と過ごす時間が長いほど、5歳になった時点で我慢強く、落ち着いている。厚生省労働省が18日発表した「21世紀出生横断調査」でこんな結果が出た。
同署は「休日は出来るだけ長く子供と一緒に過ごしてほしい」と父親達に呼びかけている。
調査は2001年生まれの子供達、53,500人の親を対象に毎年実施。就学前の第一~六回調査の間の経年変化を分析するため、すべての調査に応じた約35,700人分の分析した。
第六回調査(5歳半)では我慢する。落ち着いて話しを聞く、感情をうまく表現する。約束を守る。など6項目が「できる」かを質問、これを第二回調査(1歳半)で尋ねた「休日に父親と過ごす時間」別に比較したところ、六項目すべて六時間以上の子が1時間未満の子を上回った。
最も差が大きい項目は我慢強さで、8.7ポイント差、落ち着きが感情表現、約束を守るの3項目は5.3ポイント差だった。
3/19(木)日本経済新聞より引用。
以前に私のブログで紹介したが「我慢する子」と題して、人の脳の働きに関わる脳生理学的に解明した。
私達、人の脳の前頭葉には「我慢中枢」が存在している。この我慢中枢こそ、親との触れ合い、五感からの刺激が重要なのです。
また、子供達は褒められることで我慢中枢が刺激され発達するのです。とくに親子の関わりが関係している。中でも父親との関わり合いが大切で、新聞でのデーターのように休日などを子供と過ごす時間と親子のコミュニケーションが大切なのです。
親が子に我慢することを教え、子供が我慢したら「よく頑張ったとねと」褒めて上げることで我慢中枢が刺激され、発達するのです。
このように子供達の脳は五感からの刺激が重要であり、体験によって記憶され定着するのです。
そして、子供達の脳は発達し、成長して行くのです。
ですから、忙しいお父さんも、休日の1時間でもよいので、子供と言葉を交わし、触れ合うことで子供の五感、脳は発達し、活性化するのです。
今からでも遅くありません。公園でも近所の空き地でも良いですから、これからのシーズン「桜の花」を見ながら我が子と言葉を交わし、遊んで上げることで五感も脳のも刺激され、発達するのです。
また、これらが体験記憶となり、脳に記憶として定着します。この体験型記憶が「我慢強い子供」に育つのです。


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