ユーロ安だからといって・・

2010-06-15 00:00:18 | マーケティング
ユーロ安になっていて、そのせいで、だいぶ損をしているのだが、一矢報いようとして後悔した話。

芝刈機。

今使っていた機種より、やや大きめの機種にして作業効率を上げようと思っていて、機種を調査していた。そして、パナソニック製の芝刈り機が、最適という結論は持っていたのだが、何しろブランド品は高い。昨年の末から価格調査をしていたのだが、どうも徐々に品薄になっていたような感じを持っていた。

そのうちわかったのは、パナソニックが芝刈り機の生産を中止したこと。

地球温暖化で芝生の成長もぐんぐん早くなっていて、文字通りの成長産業なのだから子会社化したサンヨーで生産すればいいのにと思うのだが、操作ミスで足の指でも斬り落とした日曜園芸家からの訴訟でもあるのだろうか。

ということで、R社とかM社といった国産メーカーの製品で、妥協することにしたのだが、・・



近くのホームセンターで芝刈り機のコーナーへ行くと、R社やM社の製品の隣に、カラフルなヨーロッパ感覚の芝刈り機の特設コーナーが設置されていた。緑と赤のプラスティック製だ。日本メーカーのは、いかにも危険という感じの黄色なのだが、ずいぶん違う。さらに、日本メーカー品は電源コード付きだが、こちらはリチウムイオンのバッテリーである。急速充電30分で30分動かすことができる。

リチウムイオン電池とは、電気自動車みたいだ、と思ったら、メーカーは「BOSCH」。ドイツの自動車部品メーカーである。

さらに価格が安い。1万円と2万円の中間だ。要は、ユーロ安。一時165円を超えた1ユーロは今や110円を割れている。2/3だ。日本メーカーより、スタイリンググッドで、バッテリー型である。

いわゆる衝動買い。

結局、衝動買いの結果はいつも通りの無駄使いということになるわけだ。

まず、稼働音が猛烈である。ヘリコプター着陸といった轟音が町内を揺さぶるわけだ。バッテリー満タンでもせいぜい10分間だろう。それ以上だと警官が来るかもしれない。そして、日本の芝は、気温のせいだろうが、より硬い。ドイツの芝はフニャフニャなのだろう。芝を切る音も加わる。そして、回転式のプラスティックのチップが芝を刈り倒すはずが、チップの方が目こぼれする。ゴルフ場のようにきれいには刈りそろえず、芝刈り機ではなく、単なる草刈り機である。



そして、結局は、既存の小型芝刈り機で、刈り残し部分を調整することになる。

これでも、作業時間と体力の消耗を考えると、少しは改善したのかと思うのだが、別に潔癖症ではないのだが、仕事終了後の芝生のムラ刈りをみると、どうしても中途半端な気分にしかならない。

つけ加えると、30分の作業分の充電を行った後、10分間の仕事をして、残っているはずの20分の電気量を使って翌週も刈り込みをしようとしたら、5分でバッテリー切れになる。再度30分の充電をしても、またもバッテリーが中途半端になるだろうということは、簡単に予測できるわけで、呆然とすることになる。

リチウムイオン電池の開発も、この社には問題があるのだろうか。よくわからない。

ゴォーーーール!

2010-06-14 00:00:46 | スポーツ
ゴォーーーール!したのは、日本代表チームといってもサッカーではなく、『はやぶさ』。

何度も危機を乗り越え、その都度サブシステムを利用して、7年がかりの地球へのゴール。実際、人が乗っているわけでもないのに、これだけのサブシステムを考えたのは、一体どういう理由なのだろうと、ちょっと考えてみたいが、それはそのうちに。


一方、空気が薄くて、フリーキックのボールが曲がらないなどと、試合の前から言い訳が飛び出すようでは、一体どういうつもりなのだろう。


本日、夜、日本代表が登場するが、前もって・・

イギリスのブックメーカー、ウィリアムヒル社が発表した、南アフリカ大会のオッズである。

スペイン 5倍
ブラジル 5.5倍
イングランド 8.0倍
アルゼンチン 8.0倍
オランダ 11倍
イタリア 15倍
ドイツ 15倍
フランス 17倍
ポルトガル 23倍
コートジボワール 34倍
セルビア 51倍
チリ 67倍
パラグアイ 81倍
メキシコ 81倍
ウルグアイ 81倍
ガーナ 81倍
アメリカ 81倍
カメルーン 101倍
ナイジェリア 101倍
南アフリカ 126倍
オーストラリア 126倍
デンマーク 126倍
ギリシャ 151倍
スイス 201倍
韓国 201倍
スロバキア 251倍
日本 251倍
スロベニア 251倍
アルジェリア 401倍
ホンジュラス 751倍
ニュージーランド 2001倍
北朝鮮 2001倍



日本が出場していなかった時期は、結構、客観的に楽しめたのだが、最近は、他国の情報が減ってしまい、日本代表のふがいなさばかりが報道される。

スペインは1位だが、いつも前評判が高い割にベスト8で姿を消したりする。イングランドがオランダ、イタリア、ドイツより上なのは、イギリスのブックメーカーだからだろうか。優勝するまでは7試合あり、控え選手も総出演ということになるので、ブラジルのような選手層が厚い国が有利だろう。(日本もベスト4を目標とすると7試合になる。選手層が厚くなければならないのだが、まだ作戦も決まっていない)

日本と同組では、オランダ5位、11倍。カメルーン18位、101倍。デンマーク22位、126倍。そして日本は27位、251倍。

オランダ以外は、少し弱いということだろう。

日本がグループ2位以内に入るには、カメルーンに2点差で勝ち、オランダに1点差で負けて、デンマークと引き分けで、あとは運に任すしかない。といったところだろうか。となると、攻撃的な展開は、初戦だけということになる。初戦は攻撃的なMFやBKを起用し、守備的なタイプは第二戦からにしたいのだろうが、何しろ選ぶには、なぜか数が足りない。なぜ足りないかというと、ここまで連れてきても、たぶん使わないようなFWの選手が多いからだ。

GKにしても、どうも川島選手に期待しているようだが、それなら、もっと前から使っていればいいのだろうが、突然である。すべてが突然の話ばかりで、やっと作戦が決まったと監督は豪語しているようだが、遅すぎる。3連敗したら、多すぎると言われる年棒の返還を行うしかないだろう。

そのうち、『なぜ、岡田監督がクビにならなかったか』が、解明されるのだろうか。


小野は選ばれなかったが、稲本だけになった「トルシエの遺産」も、これで終わりだ。4年後を考えれば、もう一度、トルシエを次期監督に予約した方がいいのではないだろうか。ユーロも安くなったので、年棒9000万円も出さなくて、いいと思うから、経済性からいってもお買い得である。

ユトリロ。これ以上なく不幸な画家か

2010-06-13 00:00:12 | 美術館・博物館・工芸品
モーリス・ユトリロ(1883‐1955年)展が新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開かれている(~7月4日)。

日本ではかなり人気のある画家ということだが、それほど好きでもなかった。生涯を通じ、パリの街並みを描き続ける。透視画法とか遠近法とか構図の巧みさは非の打ちどころもなく、彼にしか使えない緑や茶色系の中間色を多用。また時に白やオレンジ系の暖色を加え、季節や時間をイメージさせる。

作品の大きさも手頃で、額に入れれば、すぐに個展が開けておカネになるような感じだ。



だから、作品も多く、日本にも相当数があるのだろう。

と、いくつか否定的なコトバを並べたのだが、会場で、ユトリロの人生について書かれたものを読むと、「ああ、そういうことで、こういう絵を描くことになったのだ」ということがわかる。

本来的に、画家の人生と絵画の感動はまったく別物なのだが、ユトリロに関して言えば、あまりにも類例のない彼の人生が、彼の絵画と切り離せないことが理解できたわけだ。

まず、出生。モデルだった母親が、誰かとの間の子供を産む。それがモーリスである。どういうわけか、10歳位になって、父親が現れる。それが本当の父親かどうかはわからないが、その時、彼の姓はユトリロになる。

父親の職業は画家だったのだが、ユトリロが画家になったのは、父親のせいでもなければ、モデルだった母親のせいでもない。モーリスは20歳になる前から酒を浴びるように飲むようになり、アル中になってしまうわけだ。



そして、子供のモーリスと同じくらいの年の若い子を愛人にした母親は、モーリスが邪魔になって、アル中矯正施設(つまり精神病院)に押し込んでしまう。そこの先生が、彼に回復のために勧めたのが絵画だった。これが、上手すぎたわけ。

無理やり始めた絵画だから、構図とか遠近画法とか、かなり理論的なわけだ。しかもタッチが軽い。色使いが軽快で巧み。それを母親が見逃すわけはなく、病院から連れ出され、母親の家に戻るのだが、これが幽閉生活になる。要するに、彼に絵を描かせて、カネに替えて遊ぼうということだ。

だからこそ、大きすぎる絵は換金できないし、多くの人々が求めていた、「美しいパリ」を小ぶりなサイズで描きあげて、売りまくっていたわけだ。その結果、日本にも流れ着く。

しかし、それではアル中が治るわけもなく、病院と母親の奴隷の二つの間を行ったり来たりになる。

さらに、そのうち、母親はモーリスの結婚相手を見つけてくるのだが、これが母親と同年代の女性だったらしい。もうめちゃくちゃだ。母親は自分と同じくらいの男を愛人にし、自分は母親と同じぐらいの女性と結婚することになる。

まあ、歳が離れていても石田純一みたいに、とりあえずの愛があれば、数年は平和な時期が続くのだろうが、新妻は母親と、まったく同じような考え方であって、モーリスを幽閉してしまう。そして絵を描かせ続けて、その代金で遊んでいたわけだ。

さらに、モーリスを外出させたくないため、パリの絵ハガキを与えて、パリを描かせていたということだ。


そして、彼の70年の人生は、終わってしまったわけだ。

思えば、かなり悲しい。

詰将棋パラダイス誌6月号

2010-06-12 00:00:43 | しょうぎ
5月末に届いた詰将棋パラダイス6月号。



今月号の「幼稚園特集・双玉・入玉特集」の全10題のうち4題が「おおた葉一郎」作。

少し前に、「特集」として・・というようなお便りを、担当の方からいただいていたのだが、意味がわかった。

ただ、これって「落選作品」の敗者復活みたいなものだ。普通は、投稿後、1年で落選決定になるので、その後、このブログに登場したりする。今回の4題のうち3題はブログ登場済み。当月号に解答まで書いてあるので、特に、ブログ上から隠す必要はない、と判断。


ところで、7月18日に町田市で予定されている第26回詰将棋全国大会の余興として、毎年行われているのが「アマレン杯握り詰」。今年は、玉、飛、金、香、歩×5。合計9枚。かなり変な駒割である。桂や角がない。

いつもは、桂や角といった駒を使うのだから、やりにくい。


しかし、実は最大の問題は、別にある。

やっと完成したのだが、最初の駒数制限のところで、うっかり歩を6枚と思い込んで、1枚多く使った問題を作ってしまった。単に不注意。変更、難航中。もう一題作らないといけないかな。



さて、5月29日出題分の解答。



▲3五飛 △3四桂打 ▲同飛 △同桂 ▲2四桂 △同歩 ▲2三角 △同玉 ▲1三角成 △3二玉 ▲3三歩 △4一玉 ▲2三馬 △3一玉 ▲3二歩成まで15手詰。

途中、8手目に△2一玉と逃げると、▲1一角成以下。

初手に合い駒強制だが、むしろ桂を持駒に足して、2四の飛を3四に捨てる方がよかったかもしれない。

動く将棋盤はこちら


今週の問題。



なんか、簡単な図を改造してみたが、あまり難しくならなかった。一応、きょうのテーマにあわせて、入玉図。

わかったと思った方は、コメント欄に最終手と総手数を記していただければ、正誤判断。

一応、宮崎応援フェアだけど

2010-06-11 00:00:11 | あじ
最近、毎週金曜日は、軽薄型になっているのだが、ちょっと多忙なので、こんな感じ。週末に何日分かまとめて書いていて、とても金曜の分まで書きためられないので。もう少ししたら、余裕ができそうだけど・・

さて、口蹄疫の犠牲になったのが宮崎県。その宮崎を応援しようと、地元のスーパーでフェアがあり、たぶん、最も安いと思われる、『肉巻きおにぎり』を入手。(本当は、別の商品名だったかもしれないが、ウロオボエ)

豚肉を甘辛く煮付けて、ご飯を包んだもの。



これは、見た通りの味である。宮崎名物とのこと。

しかし、よく考えれば、肉にしろ、中のメシにしても、たぶん宮崎産ではなく、神奈川産だろうと思ってしまう。神奈川は「高座豚」といって豚肉の有名産地でもある。相模ハムなんて会社もある。

ということは、宮崎を騙る悪徳商法ということだろうか。まあ、こんなことを疑う私自信が嫌になる。


ところで、口蹄疫発生直後に、宮崎県知事は政府に対して、色々と毒づいていて、結局、何らかの補償を獲得したのだが、よく考えれば、県知事がやるべきは、宮崎産の肉のセールスであるべきなのだ。補助金はしょせんは一過性のものであるのだから、宮崎産の肉の優良性と、そして国民に対して、宮崎産を買ってもらうことによる支援をお願いするべきだった。

なんとなく、先に補助金をもらう話が決まってしまうと、国民の方も、援助の必要がないと思ってしまうし、結局は、宮崎県民にとって不幸ということになりそうな感じである。

小松未歩さんは、・・

2010-06-10 00:00:27 | 音楽(クラシック音楽他)
少し前に、元歌手(引退後、復活してジャズシンガー)の丸山みゆきさんのことを書いたのだが、復活するまでを調べているうちに、関連情報の中に、丸山さんの声質について妙な情報があることがわかっていた。

一つは、丸山さんの声が、小松未歩さんに似ているという情報。確かに、小松さんがデビューしたのが1997年だが、ちょうどその頃、丸山さんは引退している。

しかし、それは、他人じゃないか、ということになるのだが、そう簡単には言えないのは、小松未歩さんは、生年月日を公表していない(正確には、3月30日生まれを公表しているが、生年の方を公表していない)。さらに、アルバムのジャケットには本人画像があるが、公の場所には現れていない。というか、現れて、生で歌っているところを公開していない。



簡単に言うと、「謎」のシンガーソングライターである。しかも、デビュー曲は『謎』。1997年にヒット。名探偵コナンのテーマ曲になっている。

そこで、問題の1997年のアルバムや、初期の4枚を入手して聴き比べてみると、確かにそっくりに聴こえるのだが、高音部が、それぞれわずかに異なる。言い方は悪いが、丸山さんの方は、ちょっと訛が入ったような感じで、一方、小松さんの方は、ちょっと人工的に音をつぶしているようにも聞こえる。


しかし、常識的には、AさんがBさんであるというのは、かなり奇抜な考え方である。小説『1Q84』では、代筆作家が、バレないかヒヤヒヤするという設定になっているが、音楽の世界でもちょっと変だ。


ところが、同一人物ということではないのだが、別に、声のそっくりさんがいるという情報もあった。

2007年5月27日に闘病中の病院で事故死したZARDの坂井泉水さんと似ている、という指摘である。確かに。




しかし、これで、A=B、またはA=C、ということになるのだが、実は、丸山さんも坂井さんも、ちゃんと本人の実像があるわけで、生年月日も本名も明らかになっているわけだ。つまりA=Cはあり得ない。

しかし、・・

ここまで書くと、何を言いたいかわかると思うが、B=Cではないかということ。

ちょっとドキドキしながら小松さんのことを見てみると(バイオグラフィというのかな)、坂井さんが入院した2006年末から2007年の初めをもって、音楽活動を停止している。

東京生まれで神戸に在住していて、阪神淡路大地震に遭遇ということになっているが、実際は、インタビューや出版物の中に書かれているだけで、それが絶対的な事実かどうかは、明らかにならない。

本人のWeb日記は、ときどき更新されていたが、2009年の1月以来、更新は途絶えたままになっている。


何か、不気味な感じが漂うわけだ。

さらに、ZARDも小松未歩も、どちらも「ビーインググループ」に所属していて、グループ内のミュージシャンに楽曲(作詞・作曲)を提供していた。


ここで、角度を変えて、仮に、坂井泉水=小松未歩と仮定した場合、その理由は何かと考えてみる。そうすると、見えてきたのが、1997年のZARDの活動。この年、かなりのテレビ主題歌を手掛けている。例えば「Don’t you see!」は、ドラゴン・ボール(フジ系)のテーマになっている。

小松未歩 

ZARD  Don’t you see!

つまり、同じアニメという枠の中で「小松未歩」の名前で日テレ系の名探偵コナンのテーマ曲に入れたのではないだろうか。その年の後半には、ドラマ「失楽園」(日テレ系)のテーマ曲「永遠」は、ZARDが担当している。

パズルを組み合わせれば、

1.「小松未歩」というキャラクターを作り上げて、リアルの世界に登場させないで、ZARDとは少しだけ修正を加えて、別人を演じていた。

2.公開されている画像は、坂井さん本人の写真に、若干の改造をほどこしているか、あるいは容姿が似ている女性をモデルに使っている。

3.Web日記は、もともと、まったく別人が書いていたので、書き続けることは可能だったが、いずれ、そっと店じまいする必要があった。それが、2009年から2010年ということ。

もちろん、本人が、ジャズシンガーにでも転身して再登場すれば、以上はすべて、単なる「妄想」ということで終わる話ではあるのだが。

大混乱の野菜畑

2010-06-09 00:00:00 | 市民A
わずか1平米あるかないかの場所に、混在するのが、弊野菜畑エリア。予想外の大混乱状態になりはじめた。




まず、プランター植えの、「ピーマン??」

小さな実がなり始めたのだが、どうもピーマンには見えない。再度、園芸店に行った時に確認したら、ピーマンではなく、パプリカだった。これだからシロオトは困る(いや、シロオトでもそういう間違いはしないか)。実際、植えっぱなしなのだから、どちらでもいいようなものだ。




次は、ズッキーニ

どうもよくわからない。一度、死にかけたが再生。すると、陽気も回復し、葉や蕾がどんどん出てきたのだが、最初の頃、花が咲いたのを見たことがなかった。いつもしおれている。どうも、早朝のある時間帯だけ、蕾を開いているようだ。少し寒い朝に花の中をのぞくことができたのだが、これでは受粉できる時間が限られているように思える。

最近になり、根元が太い蕾が現れたが、これが実になるのだろうか。さっぱりわからない。無人島に漂着して、未知の植物の栽培をはじめたようなものだ。もしかしたら受粉作戦が必要なのかな。




次、トマト

花が咲いたと思ったら、実がつき始めた。これが大きくなるのだろうか。そろそろ支柱も大きく組み直さなければならないかも。でも、ミニトマト大になれば、それでもいいかな。どうせ犬が食べるのだし。


ゴーヤは、予想外に亀の成長。とりあえず放置。今回、画像なし。



番外として、少し前に植えたペパーミント。勝手に大増殖。一体、何に使えばいいのだろう。風呂にでも浮かべるのかな。このままだと、野菜畑の半分近くがペパーミント畑化しそうだ。困った・・




その少し前に植えたのが、ブルーベリー

かなり実がなっている。イチゴの鉢と並べていたのだが、イチゴの方は、犬のおやつとなっていたのだが、ブルーベリーの方はまだ口にしていない。もっぱら小型鳥類が犬の眼を盗んでつまみにくる。ブルーベリーをジャムにする以外に、雀を捕まえてヤキトリにする方法もあるなあと、方法思案中。

フラペチーノの夏

2010-06-08 00:00:12 | あじ
突然、気温と湿度が急上昇し、夏が来る。

となると、都会の息抜きには、スターバックスということになる。フラペチーノである。

さっそく、6月2日に新発売となったダークモカ&オレンジフラペチーノを注文する。



 秀逸!かな

台湾やシンガポールへ行くと、スウィート系が人気だが、気温が高い分、カロリーの補充とか必要なのだろう。新陳代謝も速いだろうし。日本も人口の多い太平洋側南岸部(東京含む)が、まもなく亜熱帯地域に所属替えになりそうで、温帯と亜熱帯の中間という、あたらしい文化が始まるのだろう。クールビズなんかもそうだ。さすがに丸の内地区にはネクタイなしではいけないが。


ということで、スターバックスには、各種フラペチーノが揃っている。

メニュー上では、

 コーヒー ジェリー フラペチーノ
 コーヒー フラペチーノ
 モカ フラペチーノ
 キャラメル フラペチーノ
 抹茶 クリーム フラペチーノ
 バニラ クリーム フラペチーノ
 マンゴー パッション ティー フラペチーノ
 ダークモカチップ フラペチーノ

それと、このダークモカ&オレンジフラペチーノ。


ついでに、スタバの全メニューだが、

コーヒー類としては、

 ドリップ コーヒー 
 カフェ ミスト 
 スターバックス ラテ 
 ソイ ラテ
 キャラメル マキアート
 カフェ モカ
 ホワイト モカ
 カフェ アメリカーノ
 カプチーノ
 エスプレッソ
 エスプレッソ マキアート
 エスプレッソ コンパナ

ティーは、

 アッサム ブラック ティー ラテ
 ラベンダーアールグレーティーラテ
 抹茶 ティー ラテ
 ほうじ茶 ティー ラテ
 チャイ ティー ラテ
 各種ホットティー(イングリッシュ ブレックファースト/ラベンダー アール グレイ/チャイ/カモミール ブレンド/オレンジ ブロッサム/スペアミント グリーンティー/ハイビスカス ブレンド)
 各種アイスティー(ブラック/パッション/ゼン)

その他。
 ココア
 キャラメル スチーマー
 スチーム ミルク
 100% フルーツ ジュース (オレンジ・グレープフルーツ・ダブルスクイーズ)

ということになる。

もう、世界中を店内に持ち込んでいるというか、これがシアトル流なのだろうか。これだけ種類が多いからだろうか、オーダーミスはかなりの頻度で起きるが、たいてい、あきらめる。

ところで、抹茶ティーラテなんて奇抜だなあ、と思っていたのはちょっと前で、今では違和感もなくなったけれど、「ほうじ茶ティーラテ」もある。今までの日本代表「ソイラテ」を追い抜くのかな??


ところで、スタバの泡沫株主を長く続けていて、株主優待券はドリンク無料券10枚なのだが、この優待券を出すと、急にサービスが良くなると感じるのだが気のせいだろうか。

優待券は、どんなサイズを注文しても無料でいいのだが、さすがにフラペチーノのベンティサイズ(590CC)を頼むと、持て余す。最後にドロドロした生コンみたいなのが容器下部にたまってしまうわけだ。都会の深淵に淀む戦後史の暗脈を思い出させる(ということはないだろう)。

菅直人は日本のルーラ(ブラジル大統領)になれる?

2010-06-07 00:00:48 | 市民A
菅直人が次期総理となる。議会の議決の後、ただちに組閣を行わなかったため、天皇による親任が行えず、6月6日時点の内閣総理大臣は鳩山由紀夫のままであり、この結果、第一次小沢内閣と言われる細川政権の在任帰間記録を鳩山内閣は数日間逆転することができた。

細川政権も、結局、社会党(当時)の政権離脱が引き金になったとも言えるし、デジャブである。その後、総理大臣は引退し、闇将軍はしばしの充電期間に入るはずだが、タルトコという無名人を引っ張り出し、早くも再出発のための基礎固めである。

辞めた人のことは、もう記憶から薄れはじめているが、「夢見心地」が政権トップに座っていた例を日本史に求めると、足利義満、豊臣秀吉の晩年、徳川慶喜などがあげられる。先代の天皇の若い頃はどうだったのだろう。いずれも、その後の歴史に、大きな影響を与えている。仮に、あまり実績を上げられなかった鳩山内閣の功罪を後人が考えれば、「破滅型財政」ということになるのだろう。

もう一つは、学習院初等科出身というカテゴリの首相は当面終了ということ。戦前の近衛、東条。戦後の麻生、鳩山である。皇女愛子さまを登校拒否に追い込んだ乱暴少年たちのうち、残る一人は、将来、政治家を目指さないものだろうか。


また、組閣で注目しているのが、死刑執行しない法務大臣。まもなく順番が回ってくるはずの某宗教団体トップの処遇をあいまいにするわけにはいかないだろうし、それが政権維持の大問題になりそうな予感があれば、交替ということになるのだろうか。

ところで、菅直人は日本の政治家の中では、かなりの左寄りと思われていた。国民100人を右から左へ並べると75人目くらいだったのだろうか。

世界を見渡すと、一般に、左翼系の人物がトップになると、国はダメになる。鳩山的な友愛精神で、稼ぐより前に使ってしまう。「この人もかわいそうだし、あの人もかわいそうだし、そこらにいる人のすべてがかわいそうだから、おカネを配りましょう」ということになる。結局、財布の中におカネがなくなり破綻する。

しかし、唯一の例外のようなのが、ブラジルのルーラ大統領。バリバリの左翼だったし、所属政党には非合法の元活動家の女性などが加わる。なにかのパワーバランスの結果2003年に大統領に就任したのだが、大統領になるや、「左翼」を封印し、新自由主義経済に傾倒する。構造改革や国有企業の株式売却など。つまり、小泉路線みたいなものだ。竹中平蔵を財務大臣にするようなものだ。

資源価格高騰にも助けられているが、ブラジルの成長率は5%を超えている。もちろん、経済が順調なら社会の隅々までおカネが回るのだから、どこからも文句が出ない。さらに、日本とは逆に、公務員天国からの脱却に成功し、財政黒字国となる。

年齢も、菅氏の1年上で、方や愛人疑惑をうやむやにして世間の失笑を買い、方や愛人にこどもを産ませて、ますます元気ということらしい。

どうせ、1年前の大風呂敷の後始末で、このままでは、総選挙までの3ヶ年を、菅→岡田→前原と1年ずつつなぐという醜態をさらす可能性も高いのだから、思い切って型破りでやってみたらどうだろうか。

マネとモダン・パリ

2010-06-06 00:00:34 | 美術館・博物館・工芸品
三菱一号館美術館の開館記念展(1)として7月25日までの公開になっている『マネとモダン・パリ』に行く。たぶん、三井記念美術館への対抗もあるのだろうが、うれしいことに水・木・金は、20時まで開館している。



丸の内の超一等地に美術館とは、贅沢の極みで、あまり詳しくはないが、三菱の本拠地である。戦前の様式のレンガ造りの建物は、近代的なビルが立ち並ぶ東京駅界隈では眼をひくが、横浜市民としては、関内あたりにはゴロゴロと転がっているので、全然、驚けない。

さて、開館記念としての、マネ。まあ、ほどよい選択だったのだろう。ピカソやゴッホといった超大家だったら、会場も狭いし、巨艦主義みたいだが、マネとパリであれば、ちょっとしたいい感じだ。

ただ、多くの絵画を見て、キャプションのいくつかを読むと、マネって、気難しい人間だったのだなあ、と感じるところがある。

フランス人なのにドイツ人みたいに細かいところにこだわったり、構図にかなりこだわったりとか。


例えば、『死せる闘牛士』。



地面に仰向けに横たわる闘牛士には、影がない。それは太陽が上から照らしていることを意味しているのだろうか。人間対雄牛、太陽と死。対極に並べる。

例えば、『ラトゥヨ親父の店』。



いかにも遊び人がレディを口説いている。心配そうに、店員(親父?)が遠目に眺めているが、攻略されたのだろう。

しかし、『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』。



この絵は、去年から何回か東京で見ている。本籍はオルセー美術館となっているが、長期出張なのだろうか。ベルト・モリゾはマネの絵画に大量出演しているが、彼女自身が印象派の画家だった。マネより約10才若く、この絵のモデルとなった時は30歳位だったはず。

どこからみても非のない美人なのだから、マネも思わず、お手付きにしたかっただろうが、妻もいることだし、ぐっと我慢したのだろうか。妻の絵も展示されていたが、モリゾを100点とすると30点という感じだ。結局、マネの弟と結婚することになったのだが、ずいぶん悔しかっただろうと想像。(案外、お手付きにしたあと、弟にしりぬぐいを頼んだか?不明。)

ところで、パリの街を題材とした絵画が大量に出展されているが、東京の街並の中で、パリをイメージさせる場所って、色々と考えても、実はほとんど思いだせない。なぜだろう。

元女流名人が八百長で勝った時

2010-06-05 00:00:19 | しょうぎ
林葉直子さんの復帰戦は7月に行われるらしい。



問題は、その棋力。引退時と同等あるいはそれ以上強いのか、あるいは相当弱いのか。将棋を離れていた期間は長いが、将棋の力というのは、定跡や手筋といった記憶に頼る部分と、構想力といった思考の部分に分かれるのだろうが、今流の定跡を覚えておけば、それほど弱くなるようなものではないだろうとも思える。



本当は、気軽に一局といきたいところだろうが、そういうわけにはいかないだろう。多くの注目の集まる一戦であるのだから、何としても勝ちたいだろう。

その、「何としても」ということだが、本当は、「何をしてでも」というわけにはいかない。対局前日に、こっそり相手宅を訪問して、紙切れを何枚か渡すということになれば、大問題だ。

ところが、彼女から対局前夜に紙切れ二枚をもらって、八百長負けした男がいる。

先崎学

ここからは、先崎著である「一葉の写真」よりの情報。

たまたま、林葉さんも先崎さんも同じ師匠だった(不幸の始まり?)。そして二人が弟子の頃は師匠宅へ住み込みだったそうだ。そして、ある時にバリカン事件が起きる。米長家に届いたバリカンで、林葉さんは先崎少年の髪を切り始めたのだが、失敗。何を勘違いしたが、刈り込み過ぎてハゲになった部分を、黒マジックで塗りつぶそうとしたらしい。

あわてた先崎少年が師匠のY氏に泣きついたところ、復讐のために「明日、林葉さんの髪を賭けて、二人で対戦しなさい」ということになった(そういう発想からして、ちょっと・・。髪以外を賭けさせたことがなければいいのだが)。

そして、その夜、少年の部屋に少女が忍び込んだわけだ。そして、運命の対局前夜に彼女が差し出したものは。

「紙切れ2枚」だったそうだ。

つまり、受け取ってしまった以上、契約成立ということになったわけだ。


さて、5月22日出題作の解答。



▲2三銀 △1三玉 ▲2五香 △同金 ▲同飛 △2四玉 ▲1三飛成 △3三玉 ▲3二銀成 △4四玉 ▲4五金 △同金 ▲3三龍まで13手詰。

途中で金を手にして、頭金の手筋で追うが、結局、この金の処分に困り、捨て駒として処理することにする。

動く将棋盤は、こちら

今週の問題。



わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。

カツサンドでもコロッケパンでもない

2010-06-04 00:00:46 | 市民A
かなりの手抜きエントリかもしれないと自嘲しながら。

先日、ゴルフで接待。千葉県側にある私のホームコースにお客様方を招待。

まあ、難易度の高いところだけど、なんとか全員完走。サウナ付の風呂から上がって、お客様の分も含めて精算しようとしたのだが、思いがけずに、あらかじめ用意されていた豪華風手土産を手渡される。有名料亭の紙袋である。

そうなると、ゴルフ場にある手土産でも返礼すべきと焦ったが、あまり熟考時間がない。それに、売店に並ぶのは、ちょっと???というような品が多い。「干しアサリ」とか「落花生」とか「ビワゼリー」とか。味はともかく、みかけがちょっとだ。有名料亭とははるかに対抗できない。

ということで、見かけだけで選んだのが、「パイロールケーキ」という洋菓子。あまり聞きなれない商品である。パイとロールケーキに関係がありそうだが。

そして異例ではあるが、皆さんを見送った後、念のため、追加で一箱買う。かなり安かった。

そして、帰宅後、頂いた高級料亭の松茸御飯を食べた後に、パイロールケーキの味見をしようと、カットしてみると・・



切断面が、洋菓子的じゃない。和菓子的でもない。

一目で言うと、「カツサンド」だ。あるいは「コロッケパン」。

要するに、パイの周りをケーキ地が取り囲んでいるという構造である。そしてパイの中心の核にあるのは板状のチョコレートのように思う。三重構造。

TNT火薬の周りにウラン235を配置し、その周りを重水素で取り囲むのが水素爆弾の基本構造だったような気がするが、同一方法。


なぜか、お味の方もカツサンド風に感じたのは、味覚において視覚情報も重要な要素になっているからだろうか。

ブログのリンク先の整理整頓を計画する

2010-06-03 00:00:59 | 市民A
このブログの内容そのものの話じゃないのだが、日々のエントリの右側のサイドバーの中に、他のブロガーの方々へのリンク先を用意している。

よく読むブログと、逆にリンクしていただいている先とのリンクである。

しかし、何年も無精をして放っておいたため、それらの中には、既に長い期間、活動を停止したものもいくつか散見される。

一方、新しくリンクを設定された方もいて、そちらとは必ずしも、相互リンクになっていないわけだ。

もちろん、リンクしてもらったら必ずリンクで返すというわけでもなく、まったく考え方が正反対の方の場合もあるのだろうが、普通はそういうことはないだろう。

ということで、リンク先の『整理整頓』作業を、ぼちぼちと始めようかと思っているのだが、問題は、リンクをしていただいている方。

リンクをしている先の方は、クリックすれば、生きているのか、永眠中なのかすぐわかるのだが、リンクされている方の逆探知が必要になる。

何か、探すのにいい方法があればいいのだが、よくわからない。

ということで、今のところ、逆探知成功したのは、以下の人たち。

(順不同です)

あざらしサラダ さん

YsJournal さん

トンボの空 さん

dawn さん

もし、抜けていれば、ご連絡いただければ幸甚。また、新規に相互リンクをご希望の方は、考え方が正反対ではないことを確認してから、ご連絡下されば、これもまた、幸甚。

ただし、多忙の折、すぐには対応できないかも。あしからず。

連絡先は、ここのコメント欄か、otayoichiro@hotmail.comまで。

『十五少年漂流記』への旅(椎名誠著)

2010-06-02 00:00:30 | 書評
「十五少年漂流記」は、少年(少女)向けの冒険小説である。「ロビンソン・クルーソー」と「家族ロビンソン」と合わせた「こども向け三大漂流記」の中でのエントリー小説である。

そして、ニュージーランドの港から少年15人だけを乗せ、漂流を始めた他国籍少年の集団が、たどりついたのが、「チェアマン島」。もちろん、少年たちが名付けたので、正式な島の名前は不明だ。

そこで、色々なことが起こり、国連の中のような意見の違いが表面化したりするのだが、その漂流記そのものは、各自読んでもらうと(あるいは、思い出してもらうと)して、その島の実在のモデルはどこか、ということになるらしい。

結構、こういう小説のモデル探しというのは、日本でも海外でも人気があって、たとえば三島由紀夫の『潮騒』のモデルの島とか、村上春樹の『カフカ』の図書館のモデル、とか。



椎名誠氏による本著も、そういうことに関係があるのだが、やや複雑。従来、「ここだ」、と言われていた島ではなく、「あそこだ」、という新設が現れたので、どちらが正しいか確かめてみよう。という趣向である。


ところで、私は、『十五少年』を読んだことはあるのだが、その作者が誰なのか、知らなかったわけだ。だから、「どうせ物語の中の島なんだから、モデルなんかないだろう」と思っていたわけだ。

しかし、読んでいると、『十五少年』の作者が、高名なSF作家であるジュール・ヴェルヌであるとなっている。まったく意外だった。よく見ると本の腰巻にもそう書かれている。なんてことだ。

つまり、ヴェルヌの小説は、同時代人には一見荒唐無稽にも見えるが、実際は科学的裏付けがあることが多いということがわかっているのだから、漂流記に登場する島も実在モデルがあるに違いないということになる。さらに、島の中の地図まで、漂流記の中に描かれている。

ということで、従来の説では、南米のパタゴニアにある『ハノーバー島』がモデルであるという説が主流だったのだが、ある日本人研究家によって、ニュージーランドの沖にある『チャタム島』ではないか、という新説が発表される。


ということで、愛すべき冒険家である椎名誠御一行様は、二つの島に向かうわけだ。

そして、結論は、・・

簡単に書くと、『ハノーバー島』はパタゴニアという場所もあるのだが、少年たちが生活をするには、自然環境が厳しすぎるのではないかということらしい。文化的生活は困難。だからただのサバイバルストーリーになってしまう。

一方、『チャタム島』の方は、一見、舞台としての自然環境は申し分なく、食料確保もほぼ『十五少年』と同じように可能である。しかし、政治的には、先住民がいて、以前から政治的かつ血生臭い抗争が続いていて、まったく子供向けとは言えない島であるそうだ。

ということで、作者は、どちらの島にも「?」を付けたままになる。

個人的な見解だが、19世紀後半から20世紀初頭の欧州はじめ世界の緊迫を思えば、彼が他国籍の漂流少年を向かわせた島というのは、『地球そのもの』という、巨大宇宙の中では極小サイズの絶海の孤島ではなかったのだろうか、と思うわけだ。

ABCマートの総会

2010-06-01 00:00:28 | マーケティング
先週、ABCマートの株主総会があった。2月決算なので、世間の大勢の3月決算組とは一月早い株主総会。ということで、ちょっと顔を出して、結構、すぐに終わる。

躍進目覚ましい靴屋さんだ。

自宅の近くに何店も出店していることもあり、自分の靴箱の中の占有比率も、いつの間に増加しているのだが、2月末で全国に507店舗。1年間に75店舗の増加だそうだ。また韓国ソウルに67店舗(戦争が心配だが)。台北市にも2店舗ということだそうだ。

売上高は12%の伸びで、数字だけみると新規店の売上に頼っているようだが、既存店の売り上げが伸び悩んでいるのか、あるいは既存店の近くにドミナント戦略として集中出店しているのか、説明もなかったし、実際ははっきりしないのかもしれない。



社長の野口さんは、いかにも「あきんど」的風貌で、ワンマン会社をイメージさせる(社員は大変だろうか)。売り上げの種類別構成比には、スニーカーを中心とした「スポーツ」が50%を切り(49.7%)、伸びているのが「レザーカジュアル(16%)」「レディス(14%)」ということで女性がターゲットのようだ。「ビジネス」は不況のせいか構成比はマイナス(7.5%)ということ。

全体に、野口社長は、経営的にはユニクロやH&Mのことを気にしているようで、製靴業ではなくアパレルであると考えているようだ。(ユニクロ経営は「1勝9敗経営」だが、それを研究することにより、「1勝」のところだけを参考にするのだろうか)

一方で、自社生産製品の比率も50%になったということから、メーカーであり小売であるという両面を追求するのだろう。製品開発とマーケティングと出店政策。


ところで、質問コーナーでは、ある女性から「靴ずれ」についての話題があった。ABCマート以外の店で、有名メーカーの靴を買ったところ、靴ずれができて後遺症が残るほどの大けがになったのに、クレームセンターで冷たくあしらわれた、というようなこと。ABCではどういう対応をするのか、ということだった。社長もちょっと困ったような感じだったが、まあ、当たり前のことを説明していた。

たぶん、「靴ずれ」というのは近未来的には、人類にとって「解決できない小問題」として続くのだろうと思う。いくら人間工学を駆使しても、スーツと同様に、ピッタリとフィットしてしまうと、元の醜い足型や体型を隠すことができなくなるからだ。



総会出席のおみやげは、靴磨きセット。ブラシとクリーム類。最近、肌荒れが目立つので、顔や首に塗りつけてブラッシングしてみようかな。一応、リアルレザー製だし。

数日後、商品券数千円分が届く。靴箱占有率がさらに高まりそうだ。