新クラス開始

2010-06-26 00:00:01 | しょうぎ
近隣地区の将棋教室の他に、先週の某小学校の臨時将棋教室に続き、新教室が始まる(というか、「始める」というのかな)。30分くらいの場所にある公的施設の一教室を借りて、数人の児童が対象。

こどもよりも親が熱心という感じも受ける。事前の相談の段階で、今まで、「他の先生」に教わっていたものの、「先生がイマイチだった」ということらしい。それなら、いつクビになるかもしれないが、「気に入らなかったら、いつでもクビにしてください。生活困ってないですから。」とあらかじめ話してある。クビを根に持って、車で突入する人間もいるので、前もって解約条件を決めておくのは両者にとって最重要だ。

実際は、一人では対応できないので、別の下請けの方にお願いする部分が多いので、もっと複雑な話になるかもしれない。

ところで、こどもに交じって、ヤンママたちも、パチパチと教室の仲間入りをしているのだが、結局、こどもでも大人でも手間は同じなので、2時間、休むことなくアレコレ教えなければならない。うち、一人のママの場合、盤上で駒を動かして、「こうやれば、こうなって、ああなって、そうなるのですね」とかやっていると、なぜか、しょっちゅう指が絡み合ってしまうのだけど、なんか変だなあと、ちょっと思っている。

そうしているうちに、またまた別の知らない人からの依頼メールがやってきて、メールを3往復ほどすることになる。どうも、人口密度の低い場所で始めていた将棋教室が、人口密度の高い場所へと広がっていて、さらに口コミ等で注文が増えているのではないかと思うのだが、なにしろ工業製品の生産ではないので、いくら作業の効率化をはかっても、そんなに対応できるわけでもないわけだ。

それと、普及指導員によっては、段級位を乱発している節もあって、「前の先生から6級をもらっているのに、なんでここでは9級ですか」というような鋭い詰問を、親子そろって発する場合もあって、ちょっと困ってしまう。連盟の営業からいえば、どんどん級を上げて、初段免状を3万円で売ってもらえば、なお幸甚ということだろうが、その行為による副作用は大きいだろう。

さて、6月12日出題の問題の解答。



▲1八角 △3八玉 ▲3九香 △2八銀 ▲3七角 △1七玉 ▲3六角まで7手詰。

一応、角の繰り変えという図式である。

動く将棋盤は、こちら

今週の問題。



あせらず、すこしずつ、正解に近づくこと。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただけば、正誤判断。