投函前の輪ゴム

2009-12-25 00:00:38 | 市民A
年賀状の作成が終わる。新ソフトにあらためて住所録を全部入力。そういう単純な作業でも繰り返して行っていると、クセのある入力手順であっても、作業能率が上がっていく。これが、ダメソフトだと、いつまでたっても速くならないものだ。たぶん日本人が作らないとうまくいかないのだろうとは想像できる。

そして、一覧表を印刷してチェックすると、いくつかの間違いがあるが、作業の始めと終わりの時間に集中している。古今東西の人類共通テーマだ。

post1そして、友人グループ毎にデザインを変えて印刷し、会社の近くの郵便局の前のポストに投函しようとした時に、ポストの投入口に貼り紙があった。

「輪ゴムでまとめて下さい」ということ。さらに輪ゴムまで用意されている。

実は、以前は輪ゴムで束ねていたが、輪ゴムを取り外す手間をかけては悪いなと思ってバラバラで投函していた。余計なお世話だったのだろうか。あるいは新年に配達するときに束ねる輪ゴムを購入する費用をセーブするために、投函時に回収しようというのだろうか。


ところで、一週間ほど前に、ある得意先に年末あいさつに行った時に、「年賀状」の話になった。そして、ふとしたことから、昔話になり、「プリントゴッコ」の話題になる。得意先の一人の方が前職でプリントゴッコ製造販売会社と取引があって、半強制的に社員価格で購入することになり、毎年、新色のインクを使った話や、ランプの電池が弱いと、きちんと色が出ないとか、マットがインクで汚れてどうにもならなくなったとか、印刷中にインク切れになったとか、結構細かくリアルな話になった。

でも、言われると、「そういうこともあったなあ」と思い出すのだが、言われないと何も思い出さないわけだ。相手の人たちは、私とあまり年齢も違わないのに、どうしてそんなに連想的な記憶の構造が違うのか。それの方が気になるのだが。