ダンダダン酒場の肉汁餃子

2017-02-24 00:00:19 | あじ
この5年で急成長したチェーンの「ダンダダン酒場」だが、京王線沿線を制覇した後、都心にも進出中だ。メインディッシュが「餃子」というシンプルさで、どうなっているのだろう。

京王線の久我山に行く機会があって、ちょうどランチの時間ということで、駅から徒歩30秒の「ダンダダン酒場・久我山店」に寄る。

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あらかじめの情報としては、ランチは1種類だけ。「餃子ランチ(680円)」ごはん大盛は760円。

餃子と、キャベツの付け合わせ、温泉卵とスープとごはん。

問題は餃子で、熱い肉汁が飛び出す仕掛けになっている。餃子版小籠包。「味付け餃子なのでタレを付けなくても食べれます」と言われるが、醤油、酢、ラー油もテーブルに置かれている。

そのあたりは個人的味覚の問題だが、醤油単体を少し付けた方がいいかもしれない。酢とラー油は味の方向性が異なるような感じだ。

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そして、肉汁はうっかりすると飛び出すが、小籠包みたいな悲惨なことはない。皮はもちっとしていて、水餃子のような感触だ。

肉は特に素晴らしい味でもないが、安っぽい感じはない。よく練られていると感じる。

そして、通常の店は餃子を注文すると、餃子6個が朝の通勤電車のサラリーマンのように重なり合って出てくるのだが、ダンダダン餃子は1個ずつが分離されている。もっとも全部一体化していて、そこから肉汁が出るとしたら食べるのに大苦労だ。冷凍餃子をフライパンで焼くとバラバラになるのだが、餃子はカウンターの前の餃子専用の蓋つきタイマー付の器具で焼かれるので、冷凍品使用は一目瞭然で発覚する。

ただ、どうしてこんなにチェーンが野火のごとく急拡大しているのか、今一つわからない。やはり店名に「酒場」と付いている以上、夜専用の財布を持って行かないといけないのかもしれない。