超古代の船の話から五輪の話にLターン(2/2)

2017-02-23 00:00:23 | スポーツ
ところで丸太船の見つかった検見川の東大グラウンドだが、近くに住んでいたことがある。前の東京オリンピックのクロスカントリーコースに使われたそうで、そのずっと後に通うことになった高校のマラソン大会の会場になっていて、このクロスカントリーコースを何回か(たぶん3回)走ったことがある。大変起伏が激しくて、時に坂に手をついて犬のように走りたくなるコースだった。


その伝説のようなクロスカントリーコースだが、2020年の五輪の時はどこで走るのかというと、あの海の森クロスカントリーコース。それを調べているうちに重大なことに気が付いた。

クロスカントリーといっても色々あるわけだ。

1. スキー
2. 陸上競技
3. 自転車(MTB)
4. 馬術

私は、自分が走っていたので、てっきり上記2の陸上競技として使われたのだと思っていたのだが、過去の資料を調べてみると、東大グラウンドで行われていたのは近代五種の中の馬のクロスカントリーだった。(普通の馬術は馬事公苑)

つまり自分で走っていて、急な坂は人間ではなく犬が走るようなコースだと感じたのは、無理からぬことだったようだ。そして、今回の海の森で走るのも、馬なのだ。周囲が海のコースで馬は驚かないだろうか。(源平合戦の時は、海の中に馬が入って戦ったのだから大丈夫だろう。新しい競技「馬泳ぎ」ができるかもしれない。)

ところで馬術競技といえば、知る人ぞ知る女性歌手の華原朋美さんが高校時代に国体で入賞していたそうで、色々と人生のイベントをこなした後、再び馬術競技を再開し、素晴らしい成績を続けて、五輪代表も狙えるところまできているそうだ。もっとも韓国で梨花女子大不正入学容疑を掛けられている女性のように調教と馬という2大要素を優遇してもらえることで成績は向上するらしいのだが、これから続く各種大会の結果が注目されていくのではないだろうか。