なぜ、棒銀のような醜い作戦があるのだろうか

2016-01-23 00:00:02 | しょうぎ
棒銀の歴史を調べているうちに気付いたのだが、プロの棋戦で棒銀というのはきわめて少ない。理由はさまざまにあるのだろうが、「醜い」からではないだろうか。何しろ戦いは中央じゃなく端の方だ。それも隅の方に歩を打ってと金にしようというような手がある。

元々、飛車先に銀が進んでいくというのが封建的な感じが漂うし、仮にうまくいくとしてもなんとなく卑怯な気がするし、銀が動き出してから敵地で戦うまで、かなり手数がかかるのだから、なかなか成功しない。

飛車の先に銀じゃなく金とか角とかが進撃するなら、封建的な感じはなくなるから棒金とかやってみようかな2筋まで金が来るのは一手損なので、飛車が一間寄る(袖飛車)形で3七金から金が出撃といえば、二枚落ちの上手のような感じだ。

さて、1月9日出題作の解答。

e12


0123k


途中までは必然なので、これでは詰将棋じゃないような気がするが、ご容赦。

動く将棋盤はこちら


今週の問題。

0123m


またも変な問題だ。

題名をつければ、「飛車のふるさと探し」

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。