ノーベル賞中間感想

2012-10-12 00:00:55 | 市民A
murakami弊ブログ10月07日号ノーベル賞の季節に挙げた二人の日本人候補者、山中伸弥氏と村上春樹氏のうち、山中氏○、村上氏×ということになった。二人とも取ってしまうと来年以降の興味が半減しそうなので、まあ、そんなところだろうか。

山中氏については、前のブログで、今年がDNAの二重らせん構造を発見したワトソン=クリック+1が受賞して50年の節目なので、次の段階の研究であるiPS細胞を作った山中氏ではないかという推論を書いたのだが、そういうことなのかどうかは秘密保持期間が切れる50年後に発表されるはずだ。

ワトソンクリックモデルは発見後9年後に受賞にいたっているので、山中氏の場合の6年というのは、確かに短い。もっとも山中氏は50歳での受賞だが、ワトソンは34歳、クリックは46歳での受賞だったので、若いということにはならないだろう。


そして、村上春樹氏。公表はされていないにしろ存在すると思われる「6年に1度の非欧米枠」の年を逃してしまった。6年後には、またもアジア・アフリカ枠で受賞を待つことになるのだろうか。現在は63歳なので、6年後には69歳になっている。『シックスナイン』である。よく考えると、これこそ「春樹氏にふさわしい年齢なのかもしれない」というのは、「ノルウェイの森」を読んだ人にだけ、わかるジョークだろうか。


そして、ノーベル平和賞。まったくわからないが、日本人なら、東京電力の吉田元所長とか、どうだろうか。賛否両論、世論騒然と思うけど。