読んで聴いて10倍楽しめる?

2012-10-02 00:00:12 | 市民A
『クラシックBOOK』という書名で、副題が「読んで聴いて10倍楽しめる」と書かれている。

cb


別に、ささいな問題を大げさにする気持ちはないのだが、「10倍」楽しむといっても、人によってクラシックの楽しみ方はさまざま。日本はC国とは異なり、自由主義の国だから楽しみ方は勝手に決めてもいいのだが、それにしても10倍楽しむというのは、表現として、どうかな。

要するに、曲については、本に別添のCDを聴き、作曲家のエピソードは本を読めということらしい。

それで、好きな作曲家というのも、高校生の頃はベートーベン。大学生の時は、バルトーク。その後、モーツアルト。ラフマニノフやベルリオーズに興味が広がっている。

で、本書を読んであらためて興味が増した作曲家はいるかということになるが、意外にバッハなんかいいかもと思えてきた。なにしろ、子沢山。のべ二人の妻との間で計20人の子供が生まれた。

それと、作曲家というのは、普通の人がいないのですね。

はっきりいって、9割以上が奇人変人。

小室哲也なんて、常識人の口だろう。