予言か失言か

2010-09-18 00:00:07 | しょうぎ
2010年8月7日号「将棋フリーペーパー『駒 doc.』」で、広瀬章人六段のことを取り上げて、体格以上に手が大きいのが特徴で、持駒を隠したりするのに最適、と冗談で書いたら、本当に王位を獲得した。持駒の二枚打ちなんて技もやったことがあるかもしれない。5一の裸玉に対して、掌に隠した二枚の金将を5三と5二に二枚同時に打ってしまえば、すぐにトン死である。そろそろ秋号の時期だが、次は誰を特集するのだろう。

そして、2010年8月28号「消えた将棋盤」で紹介した徳川家由来とされる謎の盤の真贋争いも日テレや朝日で紹介される。個人的には、現物を見たことはないが、やや本物とするには矛盾が多いような気がする。


また、2010年8月21日、新人王戦お騒がせ男が、またも驀進で紹介した加來博洋さんの出場する新人王戦3番勝負第一局は、10月7日、第二局が10月12日ということになった。第二局目の1日前には清水女流×ソフトの対戦があるのだが、どちらが大きな話題になるのか、何となくわかる。新人王×名人という特別対局があるはずだが、むしろ、女流名人、アマ新人王、ソフト、羽生名人の四者のリーグ戦を見てみたい気もする。


さて、9月4日出題作の解答。



▲4五銀打 △同桂 ▲5三銀成 △5五玉 ▲6三成銀 △4六玉 ▲6六飛まで7手詰め。

この作だが、原図を明らかにしておく。基本的に原図が3手詰なので、前後に2手づつを追加して、位置を調整してみた。「そっぽ成銀」とでもいうべきだろうか。



動く将棋盤は、こちら


今週の問題。



双玉である。おおた流の双玉は、味方の玉が動くことがあることかな。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。