ミチナカ店、PASAR幕張へ

2008-05-07 00:00:25 | 市民A
東京方面から千葉方面にクルマで行く時に利用する道は、いつも首都高速湾岸線から東関東自動車道。アクアラインでもなければ、京葉道路でもない。アクアラインは飛び切り通行料が高いし、京葉道路は東関道よりちょっぴり安いが、いつも混んでいる。

ところが、そのいつも混んでいる京葉道路下り線に「PASAR幕張」というスポットができた。まあ、機能的には元からあるPA(パーキングエリア)と同じで、トイレがあって、軽食があって、ガソリンスタンドはない。従来のPAと改装なったPASAR幕張のどこが違うかというと、幕張が表参道になった、ということか。

最近、JRやメトロの駅構内が大改装され、カフェやベーカリーのような新しい店舗が集合するスペースが増えてきて、一言で「エキナカ」と呼ばれている。そして、それが江戸時代、幕府直轄のサツマイモ研究所だった幕張にきた(芋は今でも作っているだろう)。

どうも「ミチナカ」というらしい。「らしい」と懐疑的に書いたのは、単なる「自称」だからだ。エリア内にはコンビニやカフェの他に、日本初上陸というアイスクリームショップやドーナツ屋さんもある。初上陸じゃないショップやレストランでもアイスクリームばかり売っている。そう、京葉道路の下り線はこの先、渋滞の中を千葉の南に向かって進んでいくのだから、夏になると、パリ・ダカールラリー状態になる。

しかし、400円強のアイスクリームを買おうと思ったが、数週間後にメタボ検査(いや人間ドック)があることを思い出し、かろうじて我慢する。


ところが、後で地元の人に聞いたのだが、このPASAR幕張(幕張PA)だが、どうみても有料道路の中にあるのだが、地元の人ならみんな知っている公然の秘密があるそうだ。



京葉道路は、東京側から順に千葉方面に向かって、インターチェンジは、このように繋がっている。

篠崎・市川・原木・船橋・花輪・幕張・武石・穴川・貝塚・松ヶ丘・・・・

そして、以前から、幕張PAは幕張ICと武石ICの中間にある。つまり、下り線だと、幕張IC→幕張PA→武石ICということ。

そして、この道路の料金だが、基本的に、隣のICとの1区間を利用すると、100円となるのだが・・

この幕張ICと武石ICの間は、『無料』ということだそうだ。理由は、料金所がないからということらしい。つまり事実上、一般道と同じということ。

にわかに信じられないので、NEXCO東日本の料金検索ページで、確認したら、やはりこの区間は、0円だ。さらに、念入りに、上記ICの各一区間ずつを調べていたら、妙なことがわかった。まず、最初の「篠塚=市川」間も『0円』。あとは、1区間『100円』が続き、この「幕張=武石」が『0円』であり、驚くことに次の「武石=穴川」間は『200円』になっている。幕張=武石の0円利用者の分を次の区間利用者が2倍払って埋めているようになっている。

実は、区間内に2ヶ所も無料区間があるというのも奇妙で、何か地元の有力者が道路を建設するときにゴネたのだろうか。千葉なら実話としてもよくある話だ。京葉道路を走ると、かなり混んでいる場所とスイスイ流れる場所があって、走りにくいなあ、と思っていたが、もしかしたら、この「部分的無料区間」があるからかもしれないと、ふと思うのである。

赤字なのに・・・

ところで、NEXCOの通行料金検索を使って、貝塚ICとその次の松ヶ丘ICの間の料金を調べてみるとビックリだ。突然、5,700円。2時間以上かかるらしい。一旦、東京方面に道路を逆送し、川崎からアクアラインで木更津へ海をわたってから110キロ走ると到着するらしい。
真相は、貝塚ICに下り線の入口がないからだ。なぜだろう??

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