大相撲大改革私案

2007-10-09 00:00:04 | スポーツ
大相撲が、大相撲以外の話題で揺れ動いている。およそ三つの問題があった。

 1.横綱の品格問題

 2.リンチ殺人事件

 3.八百長問題

このうち、1と2の二つの問題が、破裂した。3については、まだ当事者が来日していない。よく考えれば、2と3は裏でリンクしている話で、1と3もリンクしている。1と2の関係は直接的にはないが、日本人力士と外国人力士という捉え方をすれば、つながっている。

要するに、日本人の力士希望者が激減し、外国人頼りになり、品格はだいなし、たまに入門する日本人には手荒な稽古で即戦力に仕立てようとしている。ところが、日本の人口ピラミッドと同様に、相撲界の力士も、本来、番付の下の方が大勢いるはずなのに逆。だから入門したての力士をよってたかって先輩がいじめることになる。逆効果でまったく強くならない。さらに外国人頼みになる。

そこで、抜本的な対策を考えてみた。残念ながら、相撲協会の財布についてはわからないので、経済学的な分析ではなく、機能的な対策と言う程度の話。

8ee06af7.jpg1.実力横綱制の廃止
  江戸時代のように、横綱は名誉職にして、番付最高位を大関にし、大関5年勤めると、『横綱』という称号を与える。5年も大関していれば品格も身についてくるはず。(史上最強力士、雷電為右衛門にその例がある)

2.序の口(序二段、三段目でも)の廃止
  要は力士が少ないのだから、6段階も作ってもしょうがないのだから1ランク廃止。

3.部屋の統合
  現在、幕内と十両(いはば関取)は70人強だが部屋は50以上ある。要するに1部屋に関取一人強。これでは稽古にならない。現在、5つの巨大一門(出羽の海、二所ノ関、時津風、高砂、立浪)の傘下に各部屋がぶらさがり、さらにこの下に小部屋がある。5大一門が少なくても10部屋程度まで集約すべきだろう。

4.取り組み数の削減
  現在は、一場所15日で、年6場所で90番取ることになっている。年6場所を変えるのは実際難しそうなので、1場所11番をお勧めする。土日、火水木、土日、火水木、土までで11番。残る最終日の1番は部屋別団体戦。もちろん、場所中の休日は休息日なので、サッカーをしたり、銀座に繰り出したりは厳禁。

5.取組み時間の繰り下げ
  休日は昼間でもいいが、平日は夜間に幕内対戦をシフトしテレビ放映は民放にも自由化する(といっても視聴率はとれないかな)。

6.マス席の改造
  4席まとめて一場所買うのは、企業交際費に頼った経営にしかならない。バラ売りや二人マスとか必要ではないだろうか。さらに、あのマスは狭い。

NHK改革よりも、ずっと簡単とは思う。

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