PRUSA トラブルその2 ではエクストルーダーブロックを作り直したものの、フィラメントのスリップによる供給不良が起こりました。本機ではアイドラーブロックを4本のスプリングで押して、その圧力は4個のナットの締め具合で調整する構造になっています。
スリップするとどうしてもその調整を強くしたくなりますが、そうするとフィラメントが押しつぶされることになり、変形してガイド穴を通らなくなるなどと事態は悪化してしまいます。
ローレット加工した真鍮の棒材の中央に溝がある部品は”Hob"と呼ばれています。
その”Hob"とフィラメントの距離が遠かったようで、ガイド穴の位置を修正しました。
そして”Hob"とフィラメントのセンターが狂っていたので、ワッシャーを追加して調整しました。
更にモーターにクーリングファンを取り付けた(後ほど紹介する予定)あとは、モーターの発熱によるブロックの変形もなく15時間の連続運転が可能(それ以上はまだ試していません)になりました。
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