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2002年モデルの1200sですが、良く起きるロッカーカバーのオイルリーク修理のために、トップカバーを外したら何か変?
写真は前シリンダーですけれど、アンブレラバルブの位置が・・・・。
最新のアンブレラバルブは材質が変ったようで、緑色になっています。もちろん本来の位置はコチラです。
この車両は新車からずっとメンテナンスしているわけでないので、何時からアンブレラバルブが違う位置になってしまったかは不明です。
前後のロッカーカバーは共通であるので、前回の修理時に取り違えた可能性が大きいと考えるべきでしょうか?
パーツカタログによる確認では、スポーツスターは’89年から、ビッグツインは’93年からこの”ヘッドブリーザー”方式になり、当初はキャブレターのカスタマイズには悩まされた方も多かったと思われます。
ブローバイガスとピストンの下降によるクランクケース内が上昇した圧力は、シリンダー内のオイル戻り通路とプッシュロッドカバー内を通過して、このアンブレラバルブまで到達し、赤矢印のようにバルブを押し上げてから緑矢印の通路から出て行きます。
青矢印はこの小部屋に溜まったオイルを戻す通路でしょうね。
更にシリンダーヘッド内の通路を通り、エアクリーナーに導入されます。
これは右側ロッカーカバーガスケットですが、上が”ヘッドブリーザー”以降のもので矢印はボルト穴ではなく通路のための穴です。下が”ヘッドブリーザー”以前のガスケットでボルト穴しか開いていません。
*”ヘッドブリーザー”の車両に穴なしガスケットを使うと?
ワタシは実は”実験”をしてしまった!ことがあります。圧力の逃げ場がなくなり見事にガスケットが抜けました。
これはジッパーズ117マグナム エンジンです。矢印がブリーザー出口で、’88以前のモデルはこれと同じでした。この中にやはりアンブレラバルブが装着されています。
「排気量の割りにブリーザー出口が小さいのでは?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうから、この辺りを続いて考察してみます。
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4速はジッパーズと同じ位置にありますよね。
いや~今日も暑かったですね~。
うちの方は江戸川花火大会ですで、家人はみんな出かけましたがオイラは帰宅間に合わず留守番です。
花火大会多いですね。このコメントは花火の音を聞きながら書いてます。