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上は”ショベルオイルポンプ④”に掲載した画像ですが、コレを見ていただくとチェックバルブやリリーフバルブの働きが分かると思います。
エンジンとオイルが冷えていてポンプの圧力がスゴク高いときには、リリーフバルブが開いて⑤の通路から逃がしますが、エンジン温が高くなって油圧が低くなる過程において、②の通路の油圧がどうなっているかを検証したいと思います。
①の通路は黄色矢印のようになっていて、②の通路は赤矢印、赤破線の示すような経路をたどります。
そしてカムギアカバーの中を通り、フライホイールのピニオンシャフトを経由してコンロッドピンを潤滑します。
リリーフバルブのスプリングを引き伸ばすと油圧が上がると思っている方もいらっしゃるようなので、矢印の”リリーフバルブスプリングアジャスタブルスクリュー”を使ってみました。
ロッカーシャフトのところのオイルゲージ。
②の通路には矢印のようなアダプターを取り付けて・・・・。
ゲージを取り付けました。
1つの画像に収めたためにチョット分かりづらいかもしれません。両方のケースが同じ場所に潤滑不足による表面剥離を起こしていると思われ、ハーレー特有の低速トルクを楽しむ乗り方をやりすぎたのかは不明ですが、少なくとも日本での道路環境ではそうした乗り方になりやすいのは明らかです。
先日メールで、ご自身のエボFXRがコンロッドベアリング粉砕によるエンジン大破の報告をいただきましたが、表面剥離がその1歩手前なのか2歩手前なのかはワタシにも分かりません。
ただ危ういと思うのは、オイルランプの油圧スイッチが設置せれているのはショベルエンジンではポンプギアの直後、エボエンジンではリフターブロック手前ですから、クランクピンへの供給はリリーフバルブスプリング次第なのです。
続きます。
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