人気blogランキングへ 連続して氷点下の朝でした。
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ドライサンプ式のオイルポンプには、写真のようなチェックボールとスプリングを使ったチェックバルブがあります。オイルタンクがポンプの上に位置する場合では、エンジンを暫らく掛けないでいると、重力でクランクケース内にタンク内のオイルが流れ込んでしまいます。
エンジンを暫らくぶりに始動させると、クランクケースブリーザーからオイルが吹き出してしまう症状があれば、まずこのチェックバルブが疑われます。
チェックバルブの鋼球には見覚えがないですか?
ポンプはS&S製ですから、純正ポンプとは景色が変わって見えますが、矢印はチェックボールとその上のスプリングが分かると思います。
チェックボールの当り面を上から覗いて見ました。オートフォーカスのカメラではこういう場合ピントを合わせるのは至難の業です。
この当たり座面が荒れてボールとの密着が悪くなれば、チェックバルブの機能が失われるのは想像できるはずです。
チェックバルブのチェック(ああヤヤコシイ)はボールとスプリングを組み付けた状態で、写真のようにポンプボディを横にして、通路にガソリンを満たしてみました。
写真のように白いコーティング紙の上に放置しておくと分かりやすいですね。矢印は洩れてきたガソリンです。
ココで例の鋼球+真鍮棒SSTの登場です。お分かりでしょうけど鋼球はチェックボールでした。
矢印は"コンパウンド”です。
コンパウンドはバルブ(吸気バルブとか排気バルブの)摺り合せに使うコンパウンドです。
これはダイアモンドの粉末入りコンパウンドです。
”コンパウンド”はすっかり”磨き粉入りの練り物”の代名詞になってしまった気がいたしますが、元々はやはり"ポリッシュコンパウンド”だったのでしょうか?辞書で調べてみると、混ぜ物とか複合したとかあります。
そういえばターボコンパウンドエンジンなるものがあり、古くはB-29の最終型に開発されたライトカーチス製R-3350は旅客機(ダグラスDC-7)にも使われたそうですが、過給用のタービンを出力軸にも連結するという余りの複雑さに手を焼いたようです。もっとも複雑さは星型2列18気筒という他の要因もあり、現在のボルボの大型トラックエンジンにも応用され実用化されています。
こうやって立てたポンプボディに真鍮棒を手でひたすらクルクル回して、ボールの当り座面を摺り合せると完璧になりました。
ところが!こうした作業をしているうちに、また重大な発見がありました。
気になる重大な発見は次回に!
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恐れ入りました。
昔は磨き粉若しくはラビング・コンパウンドっていいませんでしたっけ?この場合はRubbingでLovingじゃないんですよ。カタカナ表記だとセクシー過ぎて使わなくなったのかな?
アノ座面を磨く方法を考えた末ですね。
そういえばゴム砥石を軸つきラビン(グ)と工具屋が言っていました。
日本語はLとRの区別はないですからね。