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SUキャブレターの分解②

2005年11月28日 | 吸気系
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完全に分解したらガム化したガソリンやカーボンを除去します。
右のコンデショナーは、キャブがエンジンに付いたままクリーニングできるエアゾールタイプですけれど、強力なので今回のような分解クリーニングにも使用できます。
今回はコンデショナーが在庫切れしてしまったので、更に強力な左の剥離剤を使ってみます。

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剥離剤はホントに強力で、掛けた瞬間にカーボンが浮いてきます。
強力なので、手に付いただけで痛いほどですから目に入ったら大変です。気を付けましょう。
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剥離剤は水で流せますが、下水に流してしまうと環境汚染を引き起こします。
SUキャブは一般的なキャブと違いスロー系統がないので、ごく小さい穴がありませんが、通路の中などはパーツクリーナーなど使って完全にクリーニングして下さい。
カルフォルニアではガソリンや有機溶剤で部品を洗わず、水溶性の洗剤を使っていましたね。有機溶剤は法律で禁止されていると聞きました。
写真はティクラーポンプのシリンダー内側をスチールウールで掃除しているところです。細いドライバーに巻きつけて余り力を入れず回転させるように擦れば良いでしょう。
他のブラス製パーツもスチールウールで擦れば輝きを取り戻します。
擦りすぎると磨耗して機能に影響してしまいますゾ。
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完全にクリーニングし終わったパーツ。



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