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これは79年ころのショベルビッグツインのプライマリードライブです。
アルミのケースは’70年からでそれ以前はブリキのカバー「ティンカバー」ですね。
ビッグツインのプライマリードライブにも暦史があり進化はしているのですが、基本的には空冷エンジンはチェーンをずっと使っています。
スゴク大まかに説明すると、ティンカバーはブリーザーの出口を兼ねたチェーンオイル(エンジンオイル)が飛び散るのや、足を巻き込みを防止するようなもので、あふれたオイルは出てくるのにまかせていました。
アルミのカバーになってからはシール性も高まり、カムシャフトの隣に位置するブリーザーバルブを利用して給油したあとのオイルを回収する仕組みが採用されましたね。
しかし、オイルを回収するのがクセモノで、セルモーターで回すクラッチシェルのリングギアの破片がオイルポンプに紛れ込み、オイルポンプが故障した例もあります。ブリーザーバルブにはネットがありそんな事はあり得ないとおもうのですが。
それが改良された理由か定かではありませんが、オイル循環方式は廃止されます。
混在しているので’82年頃からとしか言えませんが、現在と同じオイルを溜めたオイルバス方式になりクラッチも湿式になります。

写真の中央がチェーンの給油ノズルです。
この裏側にオイルポンプから直接細いホースでオイルがやってきます。
右下はチェーンのスライダーで、これを上下することにより張りを調整します。スライダーの構造は現在のモデルも同じですね。

ここはミッションのメインシャフトが貫通して、シャフトを支持するベアリングが見えます。
この部品は’78年までの1200のものと同じで、80キュービックインチになっても1~2年使われたのですが、華奢なためにベアリングの回りが変形したり、クラックが入ったりですぐに強化されたものに変わりました。

矢印の示すところがクラックです。
これがオイル洩れの原因にもなります。クラックの原因は強度不足にもありますが取り付けの際にエンジンとミッションのアライメント(整列)の狂いにもあるのではないかと思っています。
このクラックは溶接で修理するとベアリングの入る穴が変形してしまい真円でなくなってしまうので、ベアリングがスムーズに回らなくなってしまいます。

これは社外品の部品ですが、チャンと補強され肉が厚くなっていますので安心して使えます。

これは79年ころのショベルビッグツインのプライマリードライブです。
アルミのケースは’70年からでそれ以前はブリキのカバー「ティンカバー」ですね。
ビッグツインのプライマリードライブにも暦史があり進化はしているのですが、基本的には空冷エンジンはチェーンをずっと使っています。
スゴク大まかに説明すると、ティンカバーはブリーザーの出口を兼ねたチェーンオイル(エンジンオイル)が飛び散るのや、足を巻き込みを防止するようなもので、あふれたオイルは出てくるのにまかせていました。
アルミのカバーになってからはシール性も高まり、カムシャフトの隣に位置するブリーザーバルブを利用して給油したあとのオイルを回収する仕組みが採用されましたね。
しかし、オイルを回収するのがクセモノで、セルモーターで回すクラッチシェルのリングギアの破片がオイルポンプに紛れ込み、オイルポンプが故障した例もあります。ブリーザーバルブにはネットがありそんな事はあり得ないとおもうのですが。
それが改良された理由か定かではありませんが、オイル循環方式は廃止されます。
混在しているので’82年頃からとしか言えませんが、現在と同じオイルを溜めたオイルバス方式になりクラッチも湿式になります。

写真の中央がチェーンの給油ノズルです。
この裏側にオイルポンプから直接細いホースでオイルがやってきます。
右下はチェーンのスライダーで、これを上下することにより張りを調整します。スライダーの構造は現在のモデルも同じですね。

ここはミッションのメインシャフトが貫通して、シャフトを支持するベアリングが見えます。
この部品は’78年までの1200のものと同じで、80キュービックインチになっても1~2年使われたのですが、華奢なためにベアリングの回りが変形したり、クラックが入ったりですぐに強化されたものに変わりました。

矢印の示すところがクラックです。
これがオイル洩れの原因にもなります。クラックの原因は強度不足にもありますが取り付けの際にエンジンとミッションのアライメント(整列)の狂いにもあるのではないかと思っています。
このクラックは溶接で修理するとベアリングの入る穴が変形してしまい真円でなくなってしまうので、ベアリングがスムーズに回らなくなってしまいます。

これは社外品の部品ですが、チャンと補強され肉が厚くなっていますので安心して使えます。
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