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レブテックトランスミッション③

2007年05月12日 | トランスミッション

人気blogランキングへ  今日は強い風も吹かないで良い気候。 

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レブテックも純正も構造は全く同じで、足元のチェンジペダルを操作するとロッドで繋がったシフターロッドレバーが赤両矢印のように動きます。するとシフターカムポウルが緑両矢印のように動き、先端の爪がシフターカムのピンに引っかかり回転させます。

黄矢印のシフターアーム・アジャスティングスクリューはシフターポウルの相対位置を調整するためのものです。

この画像では分かりやすいように、こちら側のシフターカムサポートを外してあります。

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シフターフォークを外すために、矢印のシャフトを抜き取ります。

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後でも外したシフターフォークの位置と向きが分かりやすいように、このように仮組みしておくと良いでしょう。

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赤矢印のニュートラルスイッチは、シフターカムの緑矢印の部分と接するときにだけ回路が形成されます。

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つまりこういう事です。このスイッチはアースコントロールですので、ニュートラルインジケーターから配線は1本だけです。

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ギアポジションを保持するために、このような仕掛けになっています。

緑矢印のローラー・カムフォロワーが赤矢印(ここはニュートラルポジション)のカムの谷間に入り込むことにより、シフターカムが勝手に動かないように保持します。ニュートラルポジションの前後はカムの谷が浅くなっていることに注目してください。

主にチェンジペダルを操作するときの感触は、この山を乗り越えるときのものです。

カムフォロワーやココのカムの不良は、ギア抜けなどのトラブルの原因の一つになります。

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外すべきものを全て外しメインシャフトを矢印の方向に押せば、ベアリングハウジングに固定されたメインシャフトとカウンターシャフトはソックリ外せます。

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