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ソロシート

2007年01月21日 | KOWAZA

人気blogランキングへ 今日は今年初めて氷がはりました。

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道路運送車両法の改正案パブリックコメント募集に関連した記事は、明日のバイクを考えるのカテゴリーです。(募集締め切りは今月31日までとなっています)

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先日紹介したシートスプリングの記事での、シートのフレーム側アンカーです。

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矢印の金具は、元々のソリッドなシート取り付け方のためのもので、シート先端についた板状の金具が差し込まれます。

今回の金具はヒンジになっていますから、フレームに強固にボルト止めしたかったのですが、基部の肉厚も薄くそれも無理ですから、これをそのまま利用することにいたしました。

S11_38

このようなヒンジになっている金具を作りました。これは車両費に合わせた言わばオーダー品ですが、市販品にももっと広範囲に使えるものもあります。

しかし、それらのホトンドはヒンジの軸はボルトをそのまま使い、写真の矢印のようなインナーピースはありませんので、軸部分の遊びがとても大きく、使用感は損なわれます。

S12_36

元々の金具を挟み込んで、2本のM8ボルトで締めこみますから、かなりシッカリ固定できました。

このような小さな金具も実際に製作するには、丸一日はかかります。

S17_9

シートとヒンジ金具の関係はコンナ感じです。

S18_5

つまりヒンジをきっちり作ると、シートが左右にグラグラ動いたり、ローリングするような不快感とは縁がなくなります。

S15_18

シートスプリングの記事においてスプリングの使い方に無理があるのでは?というご指摘もありました。

つまり、シートはを中心に円運動いたしますので、スプリングの軸はの軌跡に近いのが理想です。実際の緑線とは随分違いますね。

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これは革張りソロシートの裏側ですが、コストの面でも既製品を使うしかありません。

ハードウエアの位置は最大公約数か最小公倍数なのか、シートのどの製品も同じようです。

つまり、スプリングの取り付け角度はシートの取り付け位置で決まってしまい、しかもスプリングの角度は寝ているほうが見た目からもヨロシイことから、犠牲になっているのが現状です。

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