人気blogランキングへ 今日も暖かい一日です。
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ニューヨークも異常に暖かく、ニュースで桜が咲いたと知っている方も多かろうと思いますが、冬が暖かくて良いとも喜んでいる場合ではありません。
2040年には北極海の氷はほとんど消滅する
このニュースは米国立大気研究センター(NCAR)から昨年の暮れに発表されていますが、それには英政府が発表した「異常気象で世界経済は2100年には大恐慌に陥る」という答申も霞んでしまいそうです。
更に、「小惑星「Apofiz-99942」、2029年に地球3万kmの距離に最接近・衝突の可能性も」という予測もロシアから配信されています。
これらは「ノストラダムスの大予言」と同列に見てはいけません。ワタシは1999年7の月に人類は滅亡すると、ある意味では信じていましたが。
ノストラダムス現象が起きた背景には公害問題などもあったようですが、考えてみると無知は恐ろしいもので、水銀化合物やダイオキシンの垂れ流しなどやアスベストの多用、いまや驚くほど多くの発ガン物質が分かっていますが、ワタシはハタチ頃にトリクロロエチレンでジャブジャブ部品を洗っていたことがあります。
エコとエゴ
誤解を恐れずに言えば、騒音といっても有害化学物と違って、音は空気の振動に過ぎませんから、科学的な環境汚染をすることもなく物理的な蓄積もしません。
地球的被害からみれば瑣末なことですが、誰しも”The day after tomorrow”より今日のことが気になります。
もちろん騒音被害を毎日のように受ける人の苦痛は(目に見えないだけに)当事者しか分かりませんので、「騒音おばさん」事件のように中々解決しないのかもしれません。
騒音おばさん事件は過剰な報道によりエスカレートしたという見方もあるようですが、それではバイクを含む自動車騒音の真犯人は一体誰なのでしょう?
誰でも思うのは”俺一人が何をやってもたかが知れている”?
「オレが爆音マフラーを止めたって、アソコにもいるじゃないか!」ですか?
人間一人の力はそう小さくもありません。
ワタシが感動したのは田鎖さんです。知ったのはテレビ番組の「宇宙船地球号」ですが、一人でも40年同じ意識で行動すると大きな力になります。
現在の日本が抱える多くの問題の根本は「衣食が足りすぎて、礼節を失う」のでしょう。
1656年にロンドンで出版された「暗闇の中のロウソク」の著者のトマス・アディは、当時盛んであった魔女狩りを「人々を惑わすでっち上げだ」と批判しています。そのころ悪いことはみな魔女のせいにしていましたが、魔女の存在を信じる人たちの主張は「もしも魔女が存在しなかったら、どうしてこんなことが起きるのか?」というものだったそうです。
話は変わりますが、昨日のワールド・ビジネス・サテライトではロバート・フェルドマンさんが、政府のグレーゾーン金利をなくす金融政策を素人くさいと痛烈に批判しています。
今回の道路運送車両法の改正案も素人くさい、実効に疑問のある魔女狩りのような気がしてなりません。
違法マフラー使用者の中には、直管命のような確信犯的に積極派、周りに引きずられた消極派(ファッション派含む)、挙句の果ては無知蒙昧派?と数々いるでしょうが、直管は別にしても、ハードウエアだけが悪いのではなく、使い方が悪いのではないだろうか?
道路運送車両法の改正案も有識者とされる方々が2年以上も検討して、それが効き目のない魔女狩りになってしまうのは非常に残念であります。現在の日本の縮図?
今盛んに問題になっている「いじめ」は、加害者と被害者が対面していますが、ワタシが思うに(その行為が)加害者の楽しみに近いものになっているのではないか?それが止まないのは、被害者の苦痛を理解しない(できない?)から?
そう考えると、騒音問題も「いじめ」と同列で、被害者と対面しないから理解するのは難しく、更に指先ひとつ足先の力加減だけで快楽(自分だけの)と苦痛(被害者の)が同時に生まれてしまうに違いありません。
今日は重い話題で、ワタシの文章力ではうまく伝わったか不安ですが続きます。
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