人気blogランキングへ 晴れていても寒いのですが、最近は屋外に氷が張りません。
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「地球は青かった」 言うまでもなくガガーリンの言葉です。(ボストーク1号には窓がなかったという説はさておいて)
最近の日経新聞によると日本企業が水資源事業を拡大するそうです。
青く見えるのは海ですから、地球上には使い切れないほどの水は存在しますが、真水は驚くほど少ないのです。地球上の水を10リットルと例えると、真水はどのくらいかご存知ですか?
答えはスポイトの2滴だそうです。
ワタシが常々感謝するのは、日本ではホトンドの人が、飲めるレベルの水を沸かして風呂に入れるということです。気が付かなければそれまでですが、本当にありがたいことです。
わが郷土の水道事業は利根川の水資源を利用しています。10年ほど前までは、赤城山に200年前に降った雨水が浸透した地下水系だといわれましたからチョット残念です。
写真は利根川の2番に奥の奈良俣ダムですが、特に紅葉シーズンは美しい風景が楽しめます。
ダム湖も雄大ですが、首都圏の水がめと考えるとチョット心もとない感じもします。
もっとも奥利根水系には複数のダムがあり、ここのところ夏にも渇水の危機が言われたこともありません。
積雪は住む方にとっては白い悪魔とも言われますが、「平成17年版日本の水資源」で報告されているように、水資源にとって積雪は大きな要素になっています。
ところが今年の暖冬は日本海側の積雪が極端に少ないと聞き、今年の夏は渇水が危ぶまれます。
普通ワタシたちが目にできるニュースは、国内外の悲惨な事件や事故、テロなどに溢れるようで、もちろん環境に関連するニュースも多くありますが、断片的でなにが本当なのかも理解できないのが正直なところです。
その断片的なニュースは以前にも紹介した”北極の氷が全部融けてしまう”などの信じられない、あるいは信じたくないニュースです。 もちろ世界中の熱心な科学者が日夜研究しているのを否定するわけではありません。
信じたくない、信じられない理由は人それぞれかもしれませんが、原油の枯渇問題に例を挙げると、ワタシが子供の頃には「あと数十年で原油が無くなってしまう」と言われたのが、40年経った今でも残された時間はあまり変わりません。
これは多くの人がイソップ童話の狼少年の教訓を逆に捉えているからなのか?
原油の埋蔵量が増えているのは、当時の原油価格では海上油田では掘削コストが合わなかったことや、人工衛星などの探査技術が開発されたことによるのだと思います。
暖冬も自然のサイクルによるものなのか、本当に炭酸ガスによる温暖化なのかは、あと10年経たなくては判断がつかないかもしれません。
しかし、地球をりんごに例えて大気層は皮の厚さに過ぎないことを思い出すと、「スポイト2滴の真水」も真剣に考えなくてはなりません。
つまり、川の水を手軽に使える今の日本はありがたいことで、ウカウカしていると海水を水資源に考えなくてはならない時がやってくるかもしれないということです。
”ポスト改正案”の記事が、マタマタ超大作!?になるそうな予感とともに、前置きだけで終わってしまう今日の記事は一体ドウナノカ?
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