ピストンエンジンは永遠か!な?

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オイルフィルターにご用心

2006年10月18日 | オイルその他

人気blogランキングへ  秋晴れが暫らく続くといいですね。

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エンジンオイルは潤滑などのためにエンジンの中を駆け巡っていますが、潤滑だけでなく微細な金属粉などを集めてもいます。そのままでは具合が悪いので、途中にフィルターを設けて除去しなくてはなりません。

現在のハーレーでは写真のようなカートリッジタイプが標準採用されています。

左から’82年モデルのショベルエンジン、中央はエボエンジン、右がプレミアム5と言って5ミクロンの濾過性能と謳われているTCエンジン用です。

締めすぎてしまうと時には固着してしまい外すのに苦労することもありますが、手軽で便利です。

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ところが、このように溜まってしまうと処分が大変です。

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このように分解して金属とフィルターの紙?と分離すれば、金属だけでもリサイクルできますが・・・。

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'80年代は日本製のバイクも、このようなエレメントを交換する方式だったのです。

画期的!?

時折コメントを頂けるブログランキング仲間のGotaroさんが紹介してくださった

ディフィニティブ・ファイブ・フィルターシステム

現代は地球環境の関連でもリサイクルや、ゴミの不法投棄が問題になっていますが、カートリッジフィルターのように処理しにくいものは、リサイクルしにくく不法投棄の対象になりやすくなってしまいます。このシステムがそういった問題の対策のためにリリースされたのなら68.600円は高すぎるのではないでしょうか?交換エレメントも3.290円とカートリッジと変りません。普及すれば安くなるのかもしれませんが、コレでは普及しない価格です。せめて、アメリカ国内価格と同じにして欲しいですね。

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