人気blogランキングへ 今日は一日どんより曇り空でした。
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この風景は"オイルタンクキャップ”で紹介しましたが・・・。
キャップを外すと矢印のようにオイルフィルターがあります。
オイルフィルターはこのように分解することができ、エレメントは時折交換する必要があります。キャップは通常分解する必要はありませんが・・・・。
ここのところリリーフバルブ特集になっている気も致しますが、フィルターが詰まってしまうとオイルの流路が断たれてしまうので、バルブが開放されると矢印のようにフィルターをバイパスして流れます。
バルブを拡大して見ると、ボディの中にボールとスプリングが見えます。
オイルの圧力が掛かる方向にピンでボールを押してみると、抵抗が非常に小さいです。途中の通路が狭くなっていて減圧されるのも想像できますが、冷えている#50オイルでオイルプレッシャーゲージが振り切れるほどの油圧(潤滑側とスカベンジ側の圧力は違いますが)では、とても閉じていられないのでは?
総てではありませんが、オイルタンクの底に金属粉やなにやらが溜まっているのを見ると、フィルターの濾過性能ウンヌンではなく、リリーフバルブが原因ではなかろうかとも思います。
社外のドロップインタイプにもリリーフバルブは付いています。押してみるとチョット強い反発力でしょうか。流路の条件が違いますので、実験でもして検証しないと結論はなんとも言えませんが。
ドロップインはその名の通り、ストック品の替わりに落とし込むだけです。
"オイルタンクキャップ”の記事に’82年以前と以降のフィルターでどちらが良いかという、ご質問をいただきましたけれど、フィルターにご用心シリーズの記事が続いて思わぬ方向に来てしまいました。
今日の記事の流れでは、フィルターの濾過性能よりもリリーフバルブのほうが重要だと言う気がいたします。
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