人気blogランキングへ*クリックお願いします。
悪い例があったので紹介します。
前に書いたドレンボルト穴をヘリサートで直した例です。ドレンボルトは他の力がかかるわけではないので、密閉してムヤミに緩んで脱落しなければ良いのですが、ボルトとの当り面が多少崩れていてもネジ山さえシッカリしていればシールテープ(テフロンテープ)の使用でオイル洩れは防げます。
ところが、ヘリサートを使うとヘリサートの外側のネジ山を伝わってオイル洩れが起きますので、この場合ではドレンボルトを取り付けるだけの事になって密閉することは忘れられています。
ココはメインドライブギアのベアリングが入るところです。
手に持っているのはドライブスプロケットスペーサーですが、矢印の示す磨耗の進んでいるところが、お互いに接していギアのスラスト(軸方向)を受けていますが、非常に興味深いのがスチール製のスペーサーのほうがアルミのケースの面より大きく磨耗しています。
ココが磨耗しているとオイルシールに接している面がスラスト方向に動くので、オイルシールの寿命が短くなってしまいますから何らかの対処が必要です。
ココの磨耗の原因は大馬鹿ヤローのせいでした。
写真に見えるコルクのリングは’77前期まで使っていましたが、この’77後期のケースに使うとオイル穴を塞いでしまって潤滑不足になり磨耗してしまったのでしょう。
*スプロケットスペーサーのスラストをケースのアルミで受けてしまうのは’77後期から’79までなので、該当するモデルは特にミッションオイルの交換や量にも気を使いたいものです。
でも、どうしてアルミより鉄のほうが減るのかは今のところ分りません。
*実はこの部分は’77から5速ミッションがデビューするまでに5回も設計変更されていて、メーカーの苦悩と努力の跡が見受けられます。
悪い例があったので紹介します。
前に書いたドレンボルト穴をヘリサートで直した例です。ドレンボルトは他の力がかかるわけではないので、密閉してムヤミに緩んで脱落しなければ良いのですが、ボルトとの当り面が多少崩れていてもネジ山さえシッカリしていればシールテープ(テフロンテープ)の使用でオイル洩れは防げます。
ところが、ヘリサートを使うとヘリサートの外側のネジ山を伝わってオイル洩れが起きますので、この場合ではドレンボルトを取り付けるだけの事になって密閉することは忘れられています。
ココはメインドライブギアのベアリングが入るところです。
手に持っているのはドライブスプロケットスペーサーですが、矢印の示す磨耗の進んでいるところが、お互いに接していギアのスラスト(軸方向)を受けていますが、非常に興味深いのがスチール製のスペーサーのほうがアルミのケースの面より大きく磨耗しています。
ココが磨耗しているとオイルシールに接している面がスラスト方向に動くので、オイルシールの寿命が短くなってしまいますから何らかの対処が必要です。
ココの磨耗の原因は大馬鹿ヤローのせいでした。
写真に見えるコルクのリングは’77前期まで使っていましたが、この’77後期のケースに使うとオイル穴を塞いでしまって潤滑不足になり磨耗してしまったのでしょう。
*スプロケットスペーサーのスラストをケースのアルミで受けてしまうのは’77後期から’79までなので、該当するモデルは特にミッションオイルの交換や量にも気を使いたいものです。
でも、どうしてアルミより鉄のほうが減るのかは今のところ分りません。
*実はこの部分は’77から5速ミッションがデビューするまでに5回も設計変更されていて、メーカーの苦悩と努力の跡が見受けられます。