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「日帝強占期に労働者が居住していた仁川「旧三菱社宅」…文化財登録を推進」

2022年12月23日 | 国民国家日本の侵略犯罪
「中央日報日本語版」 2022.12.21 06:57
■日帝強占期に労働者が居住していた仁川「旧三菱社宅」…文化財登録を推進

【写真】仁川富平区の旧三菱社宅。日帝強占期の三菱の工場労働者の合宿所だ。一部は撤去された。シム・ソクヨン記者

 日帝強占期に労働者の合宿所として使われていた仁川(インチョン)の「旧三菱社宅」を保存するための文化財登録の手続きが推進される。
 20日、仁川市富平区(ブピョング)によると、三菱チュル社宅官民協議会は5回にわたる会議を経て現在残っている社宅6棟を最大限保存する内容の政策勧告案を区に伝えた。(注:チュル社宅とは、家が軒を連ねていて列(韓国語でチュル)をつくっている様子から呼ばれた名称)
 富平区は勧告案により来年下半期から旧三菱社宅に対する文化財登録を推進し、体系的な保存・活用に乗り出す一方、定住環境改善策も立てる方針だ。
 旧三菱社宅は日帝強占期に日本陸軍が管理する軍需物資工場だった三菱製鋼仁川製作所の労働者が居住していた工場合宿所だ。
 この工場で働いていた労働者のほとんどは強制動員された朝鮮人と推定される。旧社宅は当時、この労働者の生活像を確認できる文化遺産と評価されている。
 しかし富平区は住民便宜施設と行政福祉センターを建設するために2018~2019年の2回にわたって旧三菱社宅9棟のうち3棟を撤去した。
 富平区は2020年、残りの6棟のうち4棟も追加撤去した後、駐車場を建てようとしたが、文化財庁の保存勧告に従って関連手続きを中止して官民協議会を構成した。


「The Hankyoreh」 2022-12-21 02:48
■三菱のチュル社宅…強制動員の歴史、官民協議会が保存勧告

【写真】三菱のチュル社宅=仁川市富平区提供//ハンギョレ新聞社

 仁川市富平区(インチョンシ・プピョング)は20日、「三菱チュル社宅官民協議会(以下「協議会」)」から三菱チュル社宅を保存すべきだとする政策勧告を受け取ったことを発表した。
 勧告は、三菱チュル社宅は保存されるべき地域遺産であり、保存と活用のために富平区は積極的に努力しなければならないと述べている。また文化財登録の推進、住民便宜施設および周辺の定住環境の改善策の検討も勧告された。
 富平区は2018年から三菱チュル社宅の敷地への公営駐車場の建設を推進してきた。しかし、三菱チュル社宅の歴史的意味が損なわれる恐れがあるとの声が地域社会からあがるとともに、文化財庁も保存すべきとの意見を表明したことで、駐車場建設事業にはブレーキがかかった。
 富平区は昨年7月に歴史、都市、建築分野の専門家と地域住民、市・区議会議員、富平区の公務員らで構成された協議会を設置。協議会は先月までに5回の議論を行い、今回の勧告をまとめた。
 三菱チュル社宅は、1938年に日帝が日本軍の軍需工場である陸軍造兵廠を富平に建てる際に、同時に建てられた戦犯企業三菱重工業の朝鮮人労働者の合宿所だ。合宿所が並んでいるため、「チュル(列)社宅」と名付けられた。韓国に唯一残されている三菱の強制動員の痕跡だ。
 富平区は「今後、三菱チュル社宅を文化財に登録して保存・活用策を立てるとともに、地域住民の生活改善作業も進める計画」だと述べた。

イ・スンウク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/1072430.html
韓国語原文入力:2022-12-20 17:59
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