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「韓国の生ゴミ処理」に驚いた海外メディア…WP「世界に教訓与える」

2024年08月14日 | 韓国で
「The Hankyoreh」 2024-08-13 07:23
■「韓国の生ゴミ処理」に驚いた海外メディア…WP「世界に教訓与える」

【写真】2021年7月5日、ソウル道峰区道峰1洞の一戸建の団地で、清掃員が生ゴミを回収している=ク・ドゥルレ・ハンギョレ21記者//ハンギョレ新聞社

 韓国の生ゴミ処理方法が「世界に教訓を与えられる」として注目する海外メディアの報道が出た。
 ワシントン・ポスト紙は9日(現地時間)、「韓国は生ゴミの98%をリサイクルする。これは世界にどのような教訓を与えられるか」という見出しの記事で、「韓国は生ゴミ管理のための全国的なシステムを備えた数少ない国」だとし、韓国の生ゴミ処理システムを紹介した。フランスが今年から生ゴミの堆肥化を義務付け、米国ニューヨークなど一部の都市で似たような規定を施行しているが、「韓国に匹敵する国や地域はほとんどない」と同紙は説明した。
 同紙は、韓国が生ゴミの埋め立てを禁止し、生ゴミと燃えるゴミの分別を義務付けることで、捨てられる生ゴミの98%ほどを家畜の飼料と堆肥、バイオガスなどにリサイクルしていると報じた。これに対し、米国では生ゴミの60%が埋め立て地に送られると同紙は報じた。
 さらに「韓国の生ゴミ政策が初めて施行された時、激しい反発に直面したが、今や5000万人の国民が生ゴミのリサイクルを日常生活の一部と捉えている」と報道した。専用の生ごみ袋を買って生ゴミの分別に使っているというイ・ジェヨンさん(35)は同紙に「生ゴミを分別することに、他の家事同様に慣れた。炭素排出量を減らすのに貢献していると思うと、ちょっとした達成感も感じている」と述べた。

【写真】昨年7月19日未明、ソウル龍山区龍山2街洞一帯で、清掃員が生ゴミを回収している=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 ただし、ワシントン・ポスト紙は「韓国の生ゴミ発生量にはこの5年間で大きな変化がなかった」とし、「(韓国)政府が生ゴミを減らすよう国民を説得することに失敗した」と指摘した。また、つまようじや使い捨て容器などが生ゴミに混ざって排出され、飼料や肥料の質が落ちるなどの問題があると指摘した。
 さらに、韓国は国土面積が狭いうえ、人口密集度が高く、生ゴミの埋め立て地作りが容易ではないため、現在のような生ゴミ処理システムが定着したと分析した。また、東南アジア諸国は暑い気候のため生ゴミをバイオガスとしてリサイクルするには経済性が低く、米国は国土が広くゴミの運送に高い費用がかかるなどを挙げ、諸外国では韓国のような生ゴミ処理システムを適用するのは難しいと指摘した。
 米国ブランディス大学工学科のジョナサン・クロンス助教授はワシントン・ポスト紙に「生ゴミ問題を解決するための最良の方法は生ゴミがあまり発生しないよう食べ物の無駄を減らすこと」だと語った。

キム・ユンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2024-08-12 21:08
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「ザポロジエ原発火災を巡って非難応酬…「ウクライナの核テロ」「ロシアの自作劇」」

2024年08月14日 | 
「中央日報日本語版」 2024.08.13 06:54
■ザポロジエ原発火災を巡って非難応酬…「ウクライナの核テロ」「ロシアの自作劇」

【写真】ウクライナ軍人[ウクライナ国防総省のSNS キャプチャー]

 ロシア本土を急襲したウクライナ軍がクルスク原発に向かって進撃している中で、ロシアが占領中のウクライナ・ザポロジエ原発で火災が発生した。
 11日(現地時間)、ロイター通信などはザポロジエ原発で火災が発生し、冷却塔の一つが損傷したと伝えた。ロシア当局者は火災による原発の安全への影響はなかったと明らかにした。今回の火災で放射能の漏出はなかった。ザポロジエ原発6基は戦争勃発直後の2022年9月に稼働が中断している。
 両国は互いに相手のことを強く非難をしている。ロシア国営原発企業ロスアトムは声明を通じて「11日午後8時20分と32分ごろ、ザポリージャ(ザポロジエ)原発の2個の冷却塔のうちの一つがウクライナの攻撃型ドローンの直撃を受けて火災が発生した」とし、今回の火災をウクライナの「核テロ」と主張した。
 反面、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍がザポロジエ原発に火を付けたとして「ロシアは必要な場合、ザポロジエ原発を破壊してウクライナに核の災害をもたらすことができるという事実を暗示してウクライナを圧迫しようとしている」と非難した。
 特に今回の火災は、ウクライナがロシア本土で6日間にわたり地上戦を継続する中で発生した。ロシア国防省はこの日、「国境からそれぞれ25キロメートル、30キロメートル離れたトルピノとオブシュチ・コロデズでウクライナ軍機動隊の突破の試みを遮断した」と明らかにした。事実上、ウクライナ軍がロシア本土内の最大30キロ地点まで進入した事実を認めたのだ。
 ウクライナ軍もクルスク州の複数の町を占領したと主張している。国境から約3キロ離れた町グエボでではウクライナ軍が官公庁からロシア国旗を除去する写真が公開された。ガーディアンなど外信はウクライナ軍が大規模原発のあるクルスク州のクルチャトフに向け進軍中だと伝えた。現在戦闘が起きているオブシュチ・コロデズからクルチャトフ原発までは50キロメートル以内だ。
 BBCによると、ウクライナ軍の侵攻から敗退中のロシア軍はクルチャトフ原発近くに新たな防衛ラインを構築している。国際原子力機関(IAEA)は両国に対して「最大の自制力を発揮すべき」と促した。
 ロシア側の民間人被害も相次いでいる。クルスク州のアレクセイ・スミルノフ知事代行は12人が亡くなって121人がけがをしたと明らかにした。スミルノフ氏は現在まで12万1000人が避難したと付け加えた。
 ロシアのプーチン大統領は12日、「ロシア領土から敵を追い出すのが国防省の主な任務」と話したとBBCが伝えた。報道によると、プーチン大統領はこの日会議を招集してこのように話した。また「ウクライナの奇襲攻撃は交渉でもう少し有利な立場を確保しようとするためのもの」と付け加えた。BBCは、スミルノフ氏がこの日「ウクライナはロシア領土内の12キロまで進入し、28個の町が敵の統制に置かれるなど状況が厳しい」と明らかにしたと伝えた。
 こうした中、一部の専門家はウクライナ軍が善戦を続けるのは容易ではないと展望した。英国王立防衛安全保障研究所のマイケル・クラーク特別研究員は10日、英紙タイムズの寄稿文で「今回の作戦は仁川(インチョン)上陸作戦と肩を並べるほど危険な作戦だが、仁川上陸作戦とは違って戦争の局面を反転させることはできないだろう」と見通した。


「中央日報日本語版」 2024.08.12 16:39
■ロシアが占領するザポロジエ原発で火災…ウクライナはロシア領内に30キロ進軍
 ウクライナとロシアの戦争が原発の安全性問題に広がっている。ロシア本土を急襲したウクライナがロシアのクルスク原発に向かって進撃中の中、ロシアが占領するウクライナのザポロジエ原発では火災が発生した。国際原子力機関(IAEA)は両国に核施設を危険に陥れかねない軍事行動を最大限自制するよう促した。

◇欧州最大の原発団地ザポロジエに火の手
 ロイター通信とBBC、キーウ・インディペンデントなどは11日、ロシアが占領する欧州最大の原発団地であるウクライナのザポロジエ原発で火災が発生し、冷却塔のうち1基が損傷したと伝えた。ただ冷却塔で起きた火災は原発安全に影響を及ぼしておらず爆発などの可能性はないという。
 今回の火災で放射能漏れはなかった。ザポロジエ原発6基はウクライナ戦争勃発直後の2022年9月に冷温停止状態に転換され稼動が中断された。
 両国は火災の責任は相手方にあるとしている。ロシア国営原発企業ロスアトムは声明を通じ「11日午後8時20分と32分ごろザポロジエ原発の2基の冷却塔のうち1基がウクライナの攻撃型ドローンに直撃され内部で火災が発生した」とし、今回の火災原因はウクライナが犯した「核テロ」と主張した。
 これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍がザポロジエ原発に火を付けたとし、「ロシアは必要な場合、ザポロジエ原発を破壊しウクライナに大規模核災害を与えられるという事実を暗示してウクライナを圧迫しようとするもの」と非難した。ザポロジエ原発があるエネルホダル近くのウクライナ当局者はロシア軍が冷却塔の中でバイク用タイヤを燃やして火災を起こしたと主張した。
 今回の火災はウクライナがロシア領内に進入し6日にわたり地上戦を継続する中で発生した。ロシア国防省はこの日、「国境からそれぞれ25キロメートル、30キロメートル離れたトルピノとオブシュチ・コロデズでウクライナ軍機動隊の突破の試みを遮断した」と明らかにした。事実上ウクライナ軍がロシア領内に最大30キロメートル地点まで進入した事実を認めたのだ。
 ウクライナ軍もクルスクの複数の村を占領したと主張している。ロシア領内に約3キロメートル入ったグエボではウクライナ軍が官公庁からロシア国旗を除去する様子が写真で公開された。スウェルドリコボとポロズの官公庁も占領したという。
 ガーディアンなど外信はウクライナ軍が大規模原発のあるクルスク州のクルチャトフに向け進軍中だと伝えた。現在戦闘が起きているオブシュチ・コロデズからクルチャトフ原発までは50キロメートル以内だ。
 BBCによると、ウクライナ軍の侵攻から敗退中のロシア軍はクルチャトフ原発近くに新たな防衛ラインを構築するなど原発防衛に万全を期している。国際原子力機関(IAEA)はクルチャトフ原発周辺で戦闘が拡大しているとしながら両国に「最大の自制力を発揮すべき」と促した。
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