9月21日から秋の全国交通安全運動が始まりました。月末30日までです。
甲府市中心街で老舗の運転代行、(有)末広代行車さんのホームページを確認したら交通安全運動の詳細記事が掲載済みでしたので一部を利用させていただきました。
その時にお話を伺ったのですが、山梨県内には運転代行業が急激に増加して現在は60社以上あるそうです。中には893系の業者もあるとのことで驚きましたが、まあ、市議会議員が総長の葬儀にバッヂをつけて参列するような土地柄ですから、ホームページにはマルボウ対策を謳う県警(公安委員会)認可もテキトウなのは「しょうがない」でしょう(^o^) 桜の代紋と呼ばれるくらい表裏一体の組織という話もよく聞きます。許認可事業は**の口利きがあるとよいというのは、どこの世界でも同じかと思います。「表裏」と「票利」はおなじ音ゆえに一体です(^o^)
末広代行車は長年甲府中心街で御商売をなさっていた社長が始められた時、認可番号は11番だったが、先年有限会社に法人化した時の再認可で41番になったとのことです。
代行料金も組合では基本料金は3kmまで1900円、爾後500m毎に180円とのことですが、それは表向きで実際には割引競争という面もあります。末広代行車さんでもWWWページで案内しているのは組合料金を基本にして算出したものとのことです、御馴染みさん待遇はかなり違うらしい(^o^)・・・甲府中心街からご自宅までどのくらいの料金か目安になさってくださいとの事です。
お客様が乗る車のドライバーは二種免許を持つ事が義務づけられています。道順はお客様の指示で決まるので、初めて利用する時は乗る時に的確な指示をしておけば、途中で寝ていてもOK。お馴染みさんは黙って寝ていてもご自宅玄関先まで到着するのが末広代行車だという事です。
罰金50万円、それなら代行を何回使えるか考えてください。しかも、職を失う事も無く、無事故無違反で安全に帰宅できるのです。そして万一の時は全国業界で組織する保険によりカバーされる制度があります。そんなお話を改めて伺いました。
尚、運転代行業での勤務はタクシー業界の状況とは違います。色々とお話を伺うと運転代行とは車社会、自家用車しか移動手段が無いとも言える地方ではタクシー同様に24時間対応できる移動代行システムとしての意味が考えられます。救急車を呼ぶほどではないが急いで病院に行きたいとき、代行を頼んで自家用車で出かけるなどの使い方だってあってもよい。帰りはお身内の方が病院に来て運転して帰ってもよいのです。
代行業が正規雇用を基本とするひとつのビジネスモデルとして成り立つ状況を作り上げることは、過剰だとも言われるタクシー業界の方向転換としてもありそうな気がしています。