ICT工夫
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2007年09月02日の山梨日日新聞に、『県内から2計画を選定 経産省が基盤技術高度化支援』、という記事がありました。

「平成19年度戦略的基盤技術高度化支援事業」採択結果について 平成19年8月3日 経済産業省中小企業庁の記事が見つかります。
このページは経営サポート「モノ作り中小企業支援」にあります。 以下は8月3日に公開されている、平成19年度戦略的基盤技術高度化支援事業 【一般枠】(PDFファイル)の 3/17 ページから引用です。

【切削加工】 次世代電子デバイスに対応したレーザダイシング技術の開発
【事業管理者】 財団法人やまなし産業支援機構(山梨県) ~●研究開発計画の運営管理 ●構成員相互の調整 ●財産管理(知的所有権を含む。) ●研究開発成果の普及等 ☆委託契約における受託者として一切の契約責任を負う。~
【研究実施者】(法認定事業者)(基盤技術を有する中小企業) 株式会社塩山製作所(山梨県甲州市塩山下於曽)
【アドバイザー】(開発目標の明確化、マーケットとの適合性向上等に向けたアドバイザーとしての役割) 山梨大学山梨県工業技術センター

従来の回転ブレードによる半導体ウェーハ切断加工においては、切断幅が広くチップの取得率が低く、切断時の振動等によるチップへのダメージが大きいという問題点があり、レーザによる高精度・高速ドライ加工の実現が求められている。そこで、各種レーザビームを発生できる加工実験装置を試作し、その装置を用いてレーザビームの制御技術および最適加工条件を確立し、実用化に向けたレーザダイシング技術開発を行う。

【切削加工】 形状可変ミラーを用いた複合化レーザー加工機による切削加工技術の研究開発
【事業管理者】 財団法人やまなし産業支援機構(山梨県)
【研究実施者】 株式会社オキサイド(山梨県北杜市武川町)
【アドバイザー】 東京大生産技術研究所、県工業技術センター

次世代加工技術で要求される高速高精度レーザー加工を達成する為、自動制御された形状可変ミラーを搭載したレーザー加工機を開発し、ビーム形状が自在に制御されたレーザー切削加工技術を開発する。このために、形状可変ミラーの駆動電極形状とミラーコーティングの最適化を図るとともに、ビーム形状の計測と自動制御機構を開発する。これら要素技術をレーザー加工機として統合し、高度な加工技術を川下業者に提供する。


子供のころから聞かされていたことは、資源の無い日本は技術立国、原材料を輸入して高度な技術で競争力ある製品を作り出し、輸出して稼ぐのだということ。稼いだ金は次の原材料輸入と一般消費生活に必要な物を輸入するのに使われる、実に単純な経済を教わりました(^o^)
だから物を無駄にしてはいけません、技術で稼いだくれた人々の努力をあなたが無駄にすることになるのよ、と母の教えです。そんなことを思い出しながら山梨県の技術力についてこれから時間がある時には調べていこうと思います。これは図らずも昨日書いたソフトの重要性にも関わることだと思っています。



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