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この記事は9月4日に書いたのですが、NHK山梨のニュースを9月10日に読んだら、「甲府市議会 休日も開会へ」と題して、『また議会運営委員会は、「議員の一般質問でいくつもまとめて質問し、市側もまとめて回答するのはわかりにくい」と指摘があることから1つの質問に1つずつ答える形式を導入するかどうかも検討することになりました。』 と記されていました。この事を下記のように書いていたのですが、議会でも検討課題になっていることが判ったのでよかったと思い、記事を更新して日付を改めました。
また、朝日新聞が書いていた昭和町での試行についてNHKでは、『県内で休日の議会開催は昭和町の町議会で3年前土曜日に開かれ、傍聴席の数を上回るおよそ50人が訪れましたが、職員の休日出勤の負担が大きいことなどから継続して行われていません。』 ということで朝日新聞とは逆の事が書かれています。朝日新聞vsNHKは話題(^o^)なのでこの食違いもなかなか面白いです。「傍聴席の数を上回るおよそ50人」と数値を出していることからはNHKの記事を信頼してみると、休日出勤がポイントだったことになります。これこそが「公務員天下」の現実を示していることになります。
このことについても私は下記で※注記として検討していたので図らずも的中した訳ですが、さてNHKと朝日新聞、どちらの報道が正確なのでしょう?(^o^)


2007年09月04日の朝日新聞山梨版が、『甲府市議会は3日、議会運営委員会を開き、週末などの休日に議会を開く「休日議会」を今年度中に開くことを申し合わせた。早ければ、12月の定例議会の会期中にも開催する。』と報じました。

休日議会で試行して欲しいのは「一問一答方式」です。テレビ中継でも傍聴席にいても、長くて多岐にわたる質問とそれに対する答弁が続くと、最初の質問はどういう事だったか忘れてしまいます(^_^;)
「質問のテーマは5つあります、それは次の通り・・・1.・・・、2.・・・」などと始めて先ず質問者の意図がわかるようにしてから一つずつの質問-答弁-再質問を繰り返していくと良いと思います。
そう言えば、9月定例会での野中一二議員の質問登壇は無いことがホームページから分かりましたが、3月定例会での質疑応答が「一問一答形式」に似せて議事録を編集し公開されていました。それを読んだので上のようなコメントになりました。以下朝日新聞山梨版の記事続き--


休日議会は、多くの市民に議会を傍聴してもらおうと土、日曜、祝日の休日に開く。主に首長に議員が直接質問する代表者質問や、一般質問をするという。同市議会では現在、議会の様子をケーブルテレビが生中継しているが、平日に仕事をしている、ほとんどの人は傍聴できる機会がない。(※ これについてはインターネット中継、オンデマンドによる配信でも良いですが早急に実施すべきでしょう、もっともアダルトビデオと同じサイトで議会録画オンデマンド配信ではちょっとね)
この日あった委員会に出席した議員からは、「全議員が出席すべきだ」「イベント的な雰囲気になってはいけない」などとする意見もあり、運営のあり方については今後、話し合って、決めるという。(※ 正規の議会日程に組み込まれるのが当然で、こんな意見を言う方がおかしいと感じました、議会も行政も市民がお客様であるサービス業なのだと思っています、ですから休日議会でも休日出勤加算は無いのが当然です、それは休日開庁の役所でも同じであり、夜間勤務-議会開催なら手当てはあっても良い。365日営業の勤務シフトはサービス業では当たり前)

 全国市議会議長会のまとめでは、06年1年間で、休日議会を開催した市は、全国で21県の31市。一度開催しても、継続している議会は少ないという。
県内では、04年3月に昭和町議会であったが、当時、議員から「傍聴者が少ない」「意義があまりない」と、反対意見が多く出たため、1日開催しただけで終わっている。
(※ 補足-全国町村議会議長会、そして全国都道府県議会議長会)



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