ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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9月22日の 山梨日日新聞記事 からはなんとなく先日書いたことが実現しそうな気がしてきました(^o^)
道州制への移行も視野に入れて県庁+甲府市新庁舎というのもアリか? 取り壊した跡地は中心街再構築の一環として舞鶴城公園と連絡した公園のような回遊路とか甲州夢小路の南口版とか、いろいろ面白そうです。

耐震基準を満たしていない県庁舎5棟の耐震化を協議する 県の検討委員会 は21日、甲府・県民情報プラザで第2回会議を開いた。県が改修や建て替えによる耐震化の4パターンを提示。全棟を建て替えた場合、初期投資に約143億円必要なのに対し、全棟の耐震改修では76億円以上がかかるが、十分な耐震性を確保できないことを明らかにした。
 県によると、耐震化が必要とされる県庁舎は、別館(旧館)、県民会館、県民情報プラザ、第二南別館、東別館の5棟。
 県は5棟の耐震化の方法として、
(1)全棟を耐震改修
(2)県民会館と東別館を取り壊し、県民会館跡地に新館を建設。その他3棟は改修
(3)別館を改修して、その他4棟は取り壊し、県民情報プラザ跡地に新館建設
(4)全棟建て替え
-を提示。費用やメリットなども示した。

私は県民会館と県民情報プラザしか知りませんのでその他の建物の 構内配置 などは図面でしか分かりません。(5)として全棟取り壊し、必要な機能・部局を甲府市新庁舎にフロアーを設置して統合する。財源の点でも良策と思います。

舞鶴城公園だって緑が多いとは言えません。甲府市中心にはもっともっと緑地が必要なので県庁の建物がそのまんま建て替えられるのはモッタイナイ。みんな集まって顔を付き合わせていなければ仕事が出来ないなんて言うなら山梨県の情報ハイウェイがモッタイナイ



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追加情報-10月16日-下の郵政関係リンク先は死んでいますので、「郵便局振込はATMが賢い」を書いておきました。

2007年10月1日から日本郵政公社の民営化です。これに伴い民営化に伴う ATMの休止のお知らせが出ています。

民営化は知っていましたが末端の部分ではとりあえず何も変わらないと思っていましたところ、あの有名な「きっこのブログ」が「売国企業、日本郵政グループ始動!」(2007.09.22)と記事にしているのを目にとめたのです。その中に、『今回の民営化によって、数々のサービス料金の値上げが強行される。郵便局の窓口を利用した「通常払い込み」は、今までは3万円までの払い込みに掛かる手数料は150円だったけど、10月1日からは330円になる。「電信現金払い」に至っては、1万円までの送金の手数料が、今までは180円だったのに、10月1日からは630円と、3倍以上に値上げされちゃうのだ。そして、何よりも利用者をバカにしてんのが、公共料金の払い込み手数料の値上げだ。今までは、3万円以上の場合は一律30円だったのに、10月1日からは240円へと大幅に値上げされる。他にも、数々の手数料が2倍から10倍へと、カタッパシに値上げされる。』と書かれていたのでびっくり! 急いでサイトを確認してみました。だって民営化=値上げとはオカシイヨ、私の主義に反する(^o^)

  Japanpost01
 多分全国民に配布された(戸別ポスティングであるにせよ)パンフレットはざっと目を通していましたが、「民営化後も、郵便局は、これまでどおり、ご利用いただけます。」というコピーは「手数料だって変わりません」という意味でしょう? 日本郵政公社 [民営化に関する郵便局からのお知らせ]はWWW版のページです。

このパンフレットの中には手数料のことは何も書かれていません。
私がきっこさんのブログで焦ったのは「ゆうちょ銀行の振替の料金一覧は次のとおりです」に関係します。NPOのサポートをしていますので、会費の納入などは手数料が一番安い通常振込みを利用するように決めています。郵便局の窓口で振込み手続きをする青色の用紙を使うものですが、これは送金明細なども書き込むことができ、受取った側では間違い無い処理が出来ます。
赤色の振り込み用紙は「料金受取人払い」という方式で、送金者は正味金額だけ支払えばOKというもの、通信販売などではよく使われます。私も昔の仕事では郵便振替口座を使っていて、請求書と一緒に赤色の用紙を同封していました。

この振込み手数料が3万円未満と以上に変更され、同時に料金もかなり高くなる。このあたりの変更は民営化で印紙税が必要になるという事らしいですが、3万円未満についても以上についても細分化することは出来ます。それをやらなかったのは民営化プロセスでの大きな失敗でしょう。105円から315円にジャンプする山梨地元銀行で6万円以下を送金する時、私は3万未満ずつ二度に分けて送金し210円で処理しています(^o^)

ちょっと検索してみれば10円、20円の値上げでも既に「10月より郵便振替での払込手数料も、すべてお客さまご負担とさせていただきます。」というページもあります、こういう事態を生じさせる事が問題なんですよ。10万円までは150円で済んでいたものが一気に330円とは呆れます。

郵貯同志でATMを使った送金を10月1日から1年間無料にする、そんなものが何の意味があるでしょうか。通帳に漢字記入されても同姓同名会員がいたり送金明細も欲しいNPOでは会費収納には使えない。郵便振替は銀行送金には無い便利さがあるのです~異なる銀行間の送金手数料より安く、郵便局は買い物ついでにちょっと寄れる、受取った用紙を使って窓口で現金振込みが簡単にできる・・・自分が郵貯口座をもっていなくても便利に使えるのです。それを活用してきたNPOも市中銀行との比較を検討してシステムを組み直さねばならないかも。

サイト構成の問題ですが、上でリンクした「振替の料金一覧」ページは「ゆうちょニュース」というカテゴリーに置かれていて2007年6月29日が最終更新日のようです。しかしトップページからこのページには辿り着けませんでした、これは検索でヒットして開いたものです。
「ゆうちょニュース」から民営化に伴う郵便貯金に関するお知らせ(2007年7月20日)を開き、「送金・決済サービスの料金は、次のとおり料金区分の簡素化等をさせていただきます」が読めました。「簡素化」って誰のための簡素化だよ、お客様のためではない自分達のための簡素化に過ぎないだろう、とツッコミを入れておきます(^o^) どうやらコイズミ改革を買いかぶっていた私かも知れません(^_^;)



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