ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




追記-207.07.14 行きつけのお店で展覧会のリーフレットを入手しました。このお店は佐藤正明さんもご常連とのことです。リーフレットをスキャンしてページを作りました(画像二枚で170KBほどあります、昔はこんなページは作りませんでしたが、ブロードバンド時代ということでお許しを)。

2007年06月26日(火)の山梨日日新聞の記事で 「佐藤正明さんの作品が芸術の森に設置されることになり地元作家では初の彫刻」 と報じられました。このことを mixi の日記に書いておきましたが、ICT甲府のブログにも書いておきます。
何故かという、佐藤正明さんというお名前に記憶があり、山梨日日新聞の記事を読んでいるうちに「ニューススタンド」の個所ででピンポン!という訳です。これは「2007.03.14 ひっそりと隣組」として書いた「喫茶ぱざぱ café pas á pas」さんの店内展示にも関係しています。
-夢はかなう- 佐藤正明の40年 ニューヨークを描く画家、伊東市の「池田20世紀美術館」で10月2日(火)まで展覧会開催中なのです!
インターネットの世界は新聞のように地元ネタだけでは完結しないのです、それが今度もしっかり見えたことを喜びたいです(^o^)


 山梨県は、県立美術館が2008年11月に開館30周年を迎えるのに合わせ、記念事業として、米ニューヨークで活躍する画家佐藤正明さん(甲府市出身)の彫刻作品を甲府・芸術の森公園内に設置する。作品は、ニューヨークの象徴といわれるリンゴを題材に制作している代表シリーズ「ビッグ・アップル」。県立美術館によると、公園内には現在14体の彫刻があるが、山梨ゆかりの作家の作品設置は初めて。
 設置する作品は、ステンレススチール製で直径約3メートル。巨大なリンゴの具象彫刻で、全表面には佐藤さんの表現手法である円すい形の「穴」が無数に開けられる。新たに制作を依頼し、公園内の芝生の丘の中腹での設置を予定している。
 「ビッグ・アップル」はニューヨークの別称。佐藤さんは1971年からシリーズで絵画と彫刻の制作を続けていて、「リンゴは昔からいわれるように人類の起源と英知の象徴。日本、そして山梨の未来のシンボルとして制作したい」と話している。
 佐藤さんは70年にニューヨークへ移住。70年代はリンゴ、地下鉄など、あらゆるものに穴を開け「穴のスタイル」として名をはせた。80年代からの「ニューススタンドシリーズ」は、大都市のエネルギーを凝縮させた作品群として広く知られている。
 今回の作品購入費は、6月定例県議会に提出した一般会計補正予算案に計上。8千4百万円全額を宝くじ助成金で充当する。


もう一点、この新聞記事で注目したのが作品購入は一般会計補正予算案として処理されたこと、すなわち、美術館事業経理が別になっているのではない事。県立美術館は建物や一般管理費などは別にして、特に作品購入などは独立会計(大枠の中での自由裁量)なのかと思っていたら、そうではないのだと分かったことです。
企画展の開催費なども予算承認には企画構成の問題も問われるでしょうから、県予算を審議する議会の制約が(失礼ながら審議する議員さんの文化的能力レベルの限界も)あるということにもなるかも知れません。そうであれば二元代表の片方としての地方議会であってもその地域の未来文化を確実に支配することができる訳です。

県立図書館をPFIでという発想とは別に、文化に関する事業運営については民間の知恵と能力を財政面も含めて活用すべきだろうと思いますが、実際にどのように運営されているかはホームページからは見えませんので今後の課題です。

県立図書館の事を色々書いてきましたが、図書購入費が年間どれくらいあるのか、そんなことも未だ知らなかったことに気が付きました、反省(^_^;)

この記事の副題は「公的文化予算とは」かな。(宝くじ助成金は初めてしりましたが競輪、競馬、競艇からも何かあったはず。そう言えばサッカーにもトトとかいうギャンブルがあったように思いますが私は全く関心がありません。)
こういう副題は抜きにしてひたすらアート・文化ネタを語ることは出来ないのが現実なのですね。



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