ICT工夫
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2007年9月7日の読売新聞山梨版記事が「まちづくり会社設立へ」とタイトルされていたので開いてみました。
「まちづくり会社」という呼び方は「中心市街地の活性化に関する法律」で、「良好な市街地を形成するためのまちづくりの推進を図る事業活動を行うことを目的として設立された会社」として書かれているから、この呼び方は一般的な企業には使われないと思っていますので甲府市以外に山梨県内のどこかで中心市街地活性化事業が始まったのかと思ったのです。甲府市中心市街地活性化協議会の構成員には既に「甲府中央まちづくり(株)」が入っていますから、そう思っても当然でしょ?!

ところが読売新聞の記事では、『甲府商工会議所は2007年9月6日、甲府市の商店街活性化や地域の再開発を支援する、まちづくり事業の専門会社を設立する方針を明らかにした。』

中心市街地活性化協議会に参画している組織の他に新会社ができる意味は甲府商工会議所サイトにある甲府中心市街地活性化協議会の第3回議事録(平成19年8月8日開催)で確認できました。
これは中心市街地活性化基本計画認定申請の前に「まちづくり会社」の交替を意味するものです。「甲府中央まちづくり(株)」からは公的には手を引くという意味でもあるのでしょう。
新会社について、『現状甲府中央まちづくり会社が駐車場運営業務を中心としていることから、まちづくりに特化した会社にしていきたい』という意見が議事録に書かれていますが、常識的に考えて驚いた発言です。TMOで公的資本も投下して「甲府中央まちづくり」と銘打って設立したこの会社の運営に対して甲府市の皆さんは何をしていたのか、継続性なしに石を積むのは賽の河原だけでいいでしょう・・・なんちゃって(^o^)

ちなみにこの駐車場の名前、カワセミは甲府市のシンボルの鳥です。TMO事業の中核として設立されたパーキングですから名前のいわれはおそらくこれでしょう。まだ調査中ですがかつて中心街では「地域通貨K」というのも活動した事があり、このKもコウフやカワセミの頭文字のKだったことは知りました。

これまで調べてきた限りですが、TMOの現状や成果について恐らく一般市民の方々は知らされていない、だから何もご存じない、そこに一番の問題があったと私は考えました。『現状甲府中央まちづくり会社が駐車場運営業務を・・・』というような発言があることから、TMOは何ら所期の成果をあげていないのだと感じます。
その費用効果分析をやり問題点を洗い出す作業が行われて今回改めて中心市街地活性化事業に再挑戦しているのだと考えたいと思います。

言ってみればTMOで作った甲府中央まちづくり(株)は社会保険庁同様にまともに仕事をして来なかったという結論に達し中心市街地活性化協議会の法的に認められる構成員としてふさわしくない、新規に設立した方が効率的だという結論かと。

だから今回の中心市街地活性化事業は過去の二の舞、三の舞にはならない、させない、それが中心市街地活性化協議会や甲府市中心市街地活性化基本計画策定委員会のホームページからは見えてきそうです、期待します。

もうひとつ気が付いているのは中心市街地活性化基本計画策定委員会にある問題、委員になっていながら過去3回の会議に一度も出て来ないメンバーがいて、それが住民代表という事らしいので、この組織については資料にもとづいて整理したいと考えています。

私は甲府エイリアンのくせに甲府市中心市街地活性化ホームページなんて書いていますが、発信するだけならこのブログで済む・・・これまでのところ上に述べたような中心市街地活性化の歴史として整理されたWebページが見つからないから自分の学習のためにまとめているだけです。ページ内容が正しいかどうかはリンクしている公的なページやWeb公開されていない文書をご確認くださいますように。私はそういう紙ベースの文書に接する機会はありません。

尚、9月8日の早朝に「甲府市新庁舎建設について」公式ホームページが設置されていることに気が付きました。私は新庁舎プロジェクトと中心市街地活性化事業は密接に関係していると考えていますから、現在地での新庁舎建設は妥当な結論だと思います。もし仮に甲府駅南口から中心街にかけて県庁移転を含めた大規模な都市改造計画が始まるなら話は別ですが(^o^)



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毎日新聞山梨版 2007年9月5日の記事より

日本のジャズ界を代表するベーシスト・鈴木良雄氏がプロデュースするジャズグループ「鈴木良雄トリオ」が9月11日午後7時半~甲府市の桜座でライブを行う。新アルバム「フォー・ユー」の発売記念で、桜座の龍野治徳事務局長は「ジャズになじみのない人もまず聴いてほしい」と話す。
鈴木良雄(Bass)、海野雅威(Piano)、Cecil Monroe (Drums)のトリオ、チケットは前売り3900円、当日4500円

10月2日(火)には、KAIBUTSU LIVEs!があります。 原田依幸 Yoriyuki Harada ピアノ、ルイス・モホロ Louis Moholo ドラムス、へンリー・グライムス Henry Grimes ベース、トリスタン・ホンジンガー Tristan Honsinger チェロ、トビアス・ディーリアス Tobias Deliusサックス、クラリネットの「カイブツ五人組」(World Kaibutsu Quintet)です。



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