ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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巡回先ブログの2013年07月07日記事、「リニアの車窓なんてありませんから リニア」から知ったのですが、産経新聞 2013.7.6 記事、「リニア新幹線、車窓の光景は“最悪”?富士山など夢の夢…沿線自治体ブーイング、ひたすら“土管”の中」
私はそのブログに次のようにコメント投稿させていただきました・・・・

しかし、今さら土管が困るなんて、山梨の人達は実験線の意味が分かっていたのだろうかと思います。
実験線では姿を見せていた、それがそのまま延長されるという説明があったのだとしたら、土管計画が明らかになった時点で県内通過は白紙撤回でしょう。
トンネルを出た後の盆地も土管ですと説明されていたなら、行政としてはその情報公開をしなかった、土管で良いとしていた判断ミスで責任問題は当然。
これまで何も説明はなく、地元が従来新幹線に同じと思い込んでいてOKしたというなら、実験線の地元として「実験」の実態を確認せずにイケイケドンドンやってたことで全国に迷惑かけたことになる。

山梨県首長さん達や県民の皆さんが希望するように、仮に透明度が高いフードにしたとしても、中国の環境問題が解決されない限り、甲府盆地に降る黄砂でマイカーが汚れるのと同じ状況がリニア中央新幹線からの視界を遮るわけです。(甲府で車を使うようになってこれに気付いた時は驚きました、この車の汚れは何だ?)
マイカーは洗車すれば良い、リニアが通常列車のようなら車両を洗車すればよいのですが、フードとトンネルで走行するので車両は洗車不要でしよう、しかしJR東海がフードの黄砂を洗浄してくれないと、そこに積もった黄砂は風に乗って近隣に舞ってくることにもなるでしょう。(放射性物質の除染活動を思い出しちゃいますね ※)
降雪対策はするので、黄砂などフードに積もるゴミも同じように処置は出来る設計だと思いますが、透明度を維持するのはなかなか大変だと思います。当然維持コストとして料金にもはね返るはずです。電力会社の高額な原発維持費が電気料金に加算されているのと同じです。

山梨参院選候補のみなさんは、リニアで山梨活性化・・・との主張をなさるなら、、フードの透明化についてのご意見も発信していただけると、あなたに一票を投じるかどうか判断が容易になります。
大局への着眼を目の前にある小局にどう適用するか、部分最適化なのか全体最適化なのか、それが分かることで国政をゆだねられるかどうかも判断できます。
この問題にもダンマリなら、あなたは選択肢から除外して考えます。

フードに被われたリニア線路が地域を横切るイメージ画像と液状化想定地域の地図なども重ね合わせたCGを制作して公開して欲しいと山梨県リニア推進課にはお願いしたのですがナシのつぶてらしいので、安倍一族が大勝した後で祝賀画像として検討したいと思っています。
※ すでに終った話ですが中央道笹子トンネルで取り外された膨大な天井板で測定された放射線量を、山梨県の皆さんはご存じですか

「リニアで山梨を元気に!」 と書いている候補を見付けました。リニア山梨実験線の環境影響調査「現場」もご存じでしょう、リニア担当行政の細部も知っているでしょう。しかし私が見て来た限りこれまでこういう問題について発信された記事は無かったが、全て承知の上でのリニア推進派?



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