ICT工夫
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2013年9月19日の東京高裁判決は原告住民の請求を全面的に認め一審判決は逆転したとのことです。これは金額の問題ではなく山梨県・議会の名誉に関る問題ですから、最高裁に上告されるでしょう。この件はいずれ整理してホームページに残す予定ですが、とりあえずは山梨県議の海外視察、住民訴訟にまとめておきます。


この記事にいただいたコメントから知りましたので参考追記しておきます。
2013年06月21日 政務調査費 神奈川県議に【目的外支出」 2億3000万円返還命令 葉山町にも波及する。 タイトルから分かるように「葉山町インサイダー」 というブロガーさんの記事です。(関連リンクが参考になるワタシ好みのブログ)
政務調査費改革かながわ見張り番 こちらが提訴された市民グループのようです
神奈川県議会 政務活動費
 『政務活動費は、二元代表制の一翼を担う神奈川県議会を構成する議員が・・・』 (私でも理解できる他都市の事例)
山梨県議会ホームページ(目線の向きが不明の溜息事例)
甲府市議会 「政務活動費とは何ですか?また、政務活動費の額を教えてください。」(神奈川県議会の冒頭記事程度は書けると思えるスペースはある、それが紙媒体とは異なるWebページのメリット)


◇ 2013年7月1日、県議は高裁に出向かず説明せず・・・2013年07月02日 山梨県議 小越智子さんのブログ、告訴団から直接のネット発信は私には見つからないので小越さんの記事から情報を得ています。『17日に再度、県議がどう考えているのか高裁に報告せよということらしい。』 ですが無理だと思います、参院選の追い込みで皆さん忙しい。
前回の公判後に裁判官から原告団に説明されたのは、「本当に何も感じず、これでいいと思っている県議のかたは7月1日にここにきて説明して下さいと県側につたえましたから。」 だったそうです。こう説かれた県議は一人も7月1日には行かなかった、すなわち、自分達に問題があることに気付いていることになります。県議それぞれからこの事案について県民に対してなんらかのメッセージが既に発せられているかも知れません・・・・と一応書いておきます。

この件に関しては2013年7月2日、NHK山梨県のニュースが 「高裁 旅費返還の意思確認求める」 とタイトルして報じていました。このニュース記事は告訴団の記者会見がソースと思えますので引用しておきます。

「県議会議員の視察は海外旅行も同然だ」として市民グループが県に対して費用の返還を求めた裁判の控訴審で、和解に向けた双方の話し合いが1日、行われ、裁判所が県に対して議員に返還の意思があるか改めて確認することを求めました。
市民グループによりますと、その後の和解にむけた話し合いで裁判所は議員に自主的な費用の返還の意思があるか確認するよう県に求めていましたが、各議員からははっきりした回答が得られなかったということです。 このため裁判所は県に対してあらためて確認を求め、県側の代理人の弁護士は今週中にも議員に対し返還の意思を確認する考えを示したということです。

問題のポイントは市民グループ vs 山梨県であり、山梨県が当該県議とはどういう話し合いをしているのかは出ていないと思えます。
すなわち裁判所が各議員に意思確認(説明要求)をしたのではなく、県がそれを確認するように求めていた、しかし回答されなかったという意味に理解できる報道です。
当該議員さん達は県の背後に隠れたままで問題の風化を待っているようなスタンスなのでしょうか。政府・行政の原発震災・放射能汚染問題対応から学んだのかも知れません。
しかし、こういう人々が支援する政党が我が愛するニッポンをどんどん悪くしていく現実・・・子供たちの未来を我々が決める参院選、2013年7月4日公示、21日(日)投開票・・・山梨県の参院選 2013

NHKニュースは次のように締めくくっています。
『これについて市民グループの代表の山本大志さんは、「高等裁判所は、1審の判決を受けて一部でも費用を返す行動を議員に示して欲しいと考えていると思う」と話していました。
 一方、県は「弁護士からどういう話だったのかまだ報告を受けていないので、現段階で答えられない」としています。』

「まだ報告を受けていないので」  のような言葉をこういうケースではよく見かけます、しかし、当事者がその報告を得た後で追加取材した続報が出てきたマスコミ記事を見たことはありません。そうして七十五日で忘れられていくのです。

インターネット活用は選挙のときだけでは無い。全国市民オンブズマン連絡会議からリンクを辿ると地域ごとの情報化成熟度が見えてくるような気もします。肩書きの無い庶民が発信するネット情報は山梨県にも多いのですが・・・・・肩書きのある人々が記者会見すれば庶民にも正確に伝わると思っているネティズンはどんどん少なくなっているはずです。

この記事は山梨県内向けではありません、世界文化遺産、霊峰富士の足元の有り様、全国向けの判断材料発信です、ヤマナシ同様に村社会にどっぷり使っている皆さんへの発信です・・・と書いて気が付いた、村社会の人々にインターネット情報はカンケイナイ(^_^;) だからアベコベーション支持率高いらしい


◇ 2013年6月18日、東京高裁第1回口頭弁論・・・「裁判官から原告団に異例の報告があった」 と小越智子さんがお書きになっています。
裁判官が県議に説明を求めたとのこと、それは7月1日だそうで、その後、7月30日に判決との事です。

◇ 一審判決までの経緯が記録されたブログ-公子の銀河鉄道
◇ 2013年3月29日、甲府地裁判決を不服として東京高裁に控訴しました。
◇ 2013年3月19日、一審甲府地裁の判決は原告の請求を棄却でした。
山梨県議の海外視察、住民訴訟で議員の証人尋問



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