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小沢(一郎):
ぼくみたいのは煙たがって嫌っていた。だけど、今になってそうではないなと思い始めているアメリカ人は多い。
米国の一部から、ぼくを排除しようと思っていたことは事実。それを見て見ぬふりをアメリカ政府がしてきた。
実は今の安倍内閣は、米国にとっても最もひどい内閣であり、アメリカは偏狭なナショナリズムの台頭が最も嫌がっている。
米国が少なくとも右の連中よりも、あいつ(小沢氏)のほうがいいと思っているのかもしれない。風の便りになんとなく感じるもので、そのようにも聞いている。

上記は「日々坦々」で7月13日付けの記事からの引用ですが、恐るべし!キラーインタビュアー岩上安身氏による小沢一郎独占インタビューで代表の口は緩みっぱなしに!
私は時間が無いのでほとんど動画を見ません、その内容の書き起こしがあれば、それを走り読みしています。今回は「日々坦々」の記事に気付いて以下のようなソースから2時間かけて確認しました。
上の引用部分は24分過ぎからですが、要約としては適切かと思います。

このインタビューは2013年7月12日に収録されたようです。
USTREAM: IWJ Ch1: ここは【IWJ チャンネル 1 】 このトップページの右目次で、「130712 岩上安身による生活の党 小沢一郎代表 インタビュー (84:21)」 がソースです。1時間24分
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岩上安身責任編集 - IWJ Independent Web Journal よくある質問とその回答
「日々坦々」記事の埋め込み動画、あるいは USTREAM: IWJ Ch1 から視聴なさってください。音声は鮮明だと思います。

【以下は私のメモです】
1.環太平洋経済連携協定(TPP)の問題点 小泉さん以上に強者の論理だ
2.安倍さんの憲法改正の問題点 97条とか「公共の秩序」という文言とか、9条と自衛権とか、核武装とか
3.外交問題、国際社会での今の日本の位置 孤立化の怖れ
4.陸山会事件をどう捉えているか 官僚機構の既得権を変えようとする小沢を潰すことにあった
5.アメリカの日本に対する態度は変りつつあると(上の引用部と関連した意見)を小沢さんは述べている(40分頃)
6.改憲案に宣戦布告条項が無いことを岩上さんが取り上げて説明 感情論で政治をやるべきでないと小沢さん
7.歴史認識について(50分頃) 政治家は「歴史家に任せる」と言うべきでない、世界が帝国主義の時代の日本の政治判断として仕方ないことであったが理想と現実の乖離はあった
8.ヘイトスピーチのこと 何を言われても私(小沢)は、自分は一番の「ナショナリスト」だと思っている。
9.原発維持の背景に核武装論があると思う。核武装は軍事的にも政治的にも意味が無い。
10.過去の原発推進で小沢さんの果した役割と現在の脱原発政策の意味(68分頃)

インタビュー中で小沢一郎さんが言及しておられる安倍晋三氏による日本国憲法改定問題のポイントの一つ、国会質問された安倍さんは97条を分からなかったらしい
第十章 最高法規
第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
私はこれに関連して、2012.12.15 自民党憲法改正案、第99条と国防軍の関係と を書きました。

山梨県参院選候補の皆さんが主張される内容を良く理解するためにも役に立つインタビューだと感じましたので記事に残します。



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