近所にアジサイで有名なお寺があります。時々テレビで生中継されるほどで、6月にはたくさんの観光客が訪れ、土日は周辺道路が渋滞、わが家の横では客待ちタクシーが迷惑駐車という状態が続きます。
(青いアジサイ)
そのアジサイの花の色について、土が酸性の場合は青く、アルカリ性の場合は赤くなると言われています。以前は私もそれを信じて、「リトマス試験紙みたいな花やな~」と納得していました。
ところが、樹木に関心を持つようになってじっくり観察すると、同じ地面から生えている株なのに青い花も赤い花も咲かせている光景に何度か出くわしました。以来、「酸性、アルカリ性の話は怪しいな~」と疑っていました。
詳しく調べてみると、アジサイの花の色は、①土壌のpH、②細胞液の酸性度、③助色素という物質、④日照条件で決まるとのこと。でも、私の疑問はまだ解けません。
上の写真のように、隣同士で青い花と赤い花があるということは、土壌のpHや日照条件が色を決める要因ではないということです。さらに、同じ個体が年によって違う色の花を咲かせたり、一つの花が赤~紫~青と変化することもあります。アジサイの花言葉が「移り気」である所以です。
いろいろ調べても、花の色を決める要因は書いてありますが、隣同士なのに、あるいは同一個体なのに青になったり赤になったりする仕組みが説明されていません。
(赤いアジサイ)
ところが先日、私の疑問に答える記事が新聞に掲載されていました。要するに、どのような仕組みで色が変わるのかはまだ科学的に解明されていないのです。名古屋大学の研究者によると、遺伝子も環境も同じなのにこれだけ花の色が違う植物は珍しいそうで、「今後そのメカニズムを解明したい」とのこと。やっぱりそうか、まだ分ってないんだ!
アジサイのピークが過ぎて近所のお寺もようやく静かになりました。謎が解けたわけではないですが、私の疑問も一応収まって心穏やかになりました。
(青いアジサイ)
そのアジサイの花の色について、土が酸性の場合は青く、アルカリ性の場合は赤くなると言われています。以前は私もそれを信じて、「リトマス試験紙みたいな花やな~」と納得していました。
ところが、樹木に関心を持つようになってじっくり観察すると、同じ地面から生えている株なのに青い花も赤い花も咲かせている光景に何度か出くわしました。以来、「酸性、アルカリ性の話は怪しいな~」と疑っていました。
詳しく調べてみると、アジサイの花の色は、①土壌のpH、②細胞液の酸性度、③助色素という物質、④日照条件で決まるとのこと。でも、私の疑問はまだ解けません。
上の写真のように、隣同士で青い花と赤い花があるということは、土壌のpHや日照条件が色を決める要因ではないということです。さらに、同じ個体が年によって違う色の花を咲かせたり、一つの花が赤~紫~青と変化することもあります。アジサイの花言葉が「移り気」である所以です。
いろいろ調べても、花の色を決める要因は書いてありますが、隣同士なのに、あるいは同一個体なのに青になったり赤になったりする仕組みが説明されていません。
(赤いアジサイ)
ところが先日、私の疑問に答える記事が新聞に掲載されていました。要するに、どのような仕組みで色が変わるのかはまだ科学的に解明されていないのです。名古屋大学の研究者によると、遺伝子も環境も同じなのにこれだけ花の色が違う植物は珍しいそうで、「今後そのメカニズムを解明したい」とのこと。やっぱりそうか、まだ分ってないんだ!
アジサイのピークが過ぎて近所のお寺もようやく静かになりました。謎が解けたわけではないですが、私の疑問も一応収まって心穏やかになりました。
実用性があれば話は違ってくるでしょうけど・・・
いろんな要素の割合で決まってくるのかな、と思ったりもしましたが、
私は、考え出すと気になるタチなので、まだ解明されていないということは、
自分も考えるのをひとまず強制終了します・・・(笑)・・・
たくさんの要因が複雑にからんでいて、考え始めるとワケが分らなくなります。
解明しても、ノーベル賞はもらえないだろうし…。
アジサイの花を栽培している農家の人が、「思いどおりにならない」と嘆いているそうです。