車を手放す前、妻のリクエストで奈良方面へラストランに出かけ、桜井市の大神(おおみわ)神社に参拝してきました。
ここは酒の神様で、ご神木はスギ。酒蔵が杉玉をぶら下げるのはこの神社に由来することを知って以来、気になっていました。
ご神木だけあって、境内には謂れのあるスギの古木がいくつもありました。謡曲『三輪』に出てくる「衣掛杉(ころもがけのすぎ)」、神が座る杉とされた「しるしの杉」、『古事記』に記載されているという「緒環杉(おだまきすぎ)」。
そして、最も有名なのは「巳の神杉(みのかみすぎ)」。幹が途中から二股になっていますが、その根元のウロに蛇が棲んでいるという伝説があり、祭壇には蛇の好物である酒や玉子がたくさん供えてあります。
(巳の神杉)
江戸時代には雨乞いの際にこの杉にお参りしたそうです。蛇は水神、つまりは農業の神であり、農業=米=水=日本酒というつながりがあるのでしょう。
毎年11月14日には全国の日本酒やビール、蒸留酒などの酒造会社、さらには味噌、醤油、酢など発酵食品の会社が参加して「酒祭り」が開催されるそうです。
(二の鳥居。材はスギではなく、多分ヒノキ)
奈良と京都とはどちらも古い都ですが、奈良はこの大神神社をはじめ法隆寺、薬師寺、東大寺などの神社仏閣がのどかな田園風景のあっちこっちに点在していて、一定のエリアに歴史遺産が集中している京都とはちょっと雰囲気が違います。たまに奈良に出かけると、気持ちが大らかになりますよ。
ここは酒の神様で、ご神木はスギ。酒蔵が杉玉をぶら下げるのはこの神社に由来することを知って以来、気になっていました。
ご神木だけあって、境内には謂れのあるスギの古木がいくつもありました。謡曲『三輪』に出てくる「衣掛杉(ころもがけのすぎ)」、神が座る杉とされた「しるしの杉」、『古事記』に記載されているという「緒環杉(おだまきすぎ)」。
そして、最も有名なのは「巳の神杉(みのかみすぎ)」。幹が途中から二股になっていますが、その根元のウロに蛇が棲んでいるという伝説があり、祭壇には蛇の好物である酒や玉子がたくさん供えてあります。
(巳の神杉)
江戸時代には雨乞いの際にこの杉にお参りしたそうです。蛇は水神、つまりは農業の神であり、農業=米=水=日本酒というつながりがあるのでしょう。
毎年11月14日には全国の日本酒やビール、蒸留酒などの酒造会社、さらには味噌、醤油、酢など発酵食品の会社が参加して「酒祭り」が開催されるそうです。
(二の鳥居。材はスギではなく、多分ヒノキ)
奈良と京都とはどちらも古い都ですが、奈良はこの大神神社をはじめ法隆寺、薬師寺、東大寺などの神社仏閣がのどかな田園風景のあっちこっちに点在していて、一定のエリアに歴史遺産が集中している京都とはちょっと雰囲気が違います。たまに奈良に出かけると、気持ちが大らかになりますよ。
あの空間がなにかいいなぁ、と、その年にして(笑)思いました。
そして今こちらの記事をみて、奈良は点在しているその緩さが
もしかしていいと思った、そして唐招提寺にはそれが凝縮されているのかも
と思いました(違うかもしれないですが・・・)
奈良の良さは、緩さでしょうね。
明日も奈良の遺物の記事をアップします。
ちなみに、私は小学校の修学旅行が、京都・奈良・大阪でした(笑)。