徳島県にある過疎の山里・上勝(かみかつ)町が葉っぱビジネスで大ブレイクしています。年収1000万円のおばあちゃんがいるとか、お年寄りが家を新築して都会の子ども家族を呼び戻したという元気な話や、「葉っぱをお金に変えるのはタヌキだけじゃない」というジョークも聞こえてきます。
木の葉が商品になるのは、料理用の飾りとして。専門用語で「つまもの」とか「皆敷(かいしき)」と呼ぶらしいですが、季節感を大事にする日本料理では、例えば夏のそうめんには緑のカエデを、秋の料理には紅葉したカエデを飾ります。
(カエデは緑の葉も赤い葉も人気商品)
また、赤飯に南天の葉を添えたり、めでたい席では鯛の下に松の葉を敷いたりします。あるいは、節分には柊、桃の節句には桃の枝を飾ります。
そうした料理に関する木の葉や草花を山で採取したり、ハウスで栽培することで町興しに成功したのです。現在、320種類もの商品を出荷し、年商は2億6000万円。
(2月が稼ぎ時のヒイラギ)
従来「つまもの」は料理人自ら近くの野山で採取していたようですが、そこに新たな市場を開拓したのが上勝町の農協職員。高齢化が進む中、「お年寄りにもできる軽い仕事は何だろう?」と考えて、葉っぱの商品化を思いついたそうです。
経済的に成功しただけでなく、お年寄りが生きがいを持ち始めたので町全体が明るくなったとか。70代~80代のおばあちゃんがパソコンを操作しながら売上ランキングをチェックしたり、自分の生産計画を立てているシーンをテレビで見て驚きました。
(ナンテンの葉は年中需要があるとか)
現在は第3セクターの会社として経営され、全国から視察や講演依頼が殺到しているようです。品質管理はそれなりに厳しいようですが、野山に生えている木の葉が立派なビジネスになるんですね。
上勝町の3セク・㈱いろどりのウェブサイトはこちら
木の葉が商品になるのは、料理用の飾りとして。専門用語で「つまもの」とか「皆敷(かいしき)」と呼ぶらしいですが、季節感を大事にする日本料理では、例えば夏のそうめんには緑のカエデを、秋の料理には紅葉したカエデを飾ります。
(カエデは緑の葉も赤い葉も人気商品)
また、赤飯に南天の葉を添えたり、めでたい席では鯛の下に松の葉を敷いたりします。あるいは、節分には柊、桃の節句には桃の枝を飾ります。
そうした料理に関する木の葉や草花を山で採取したり、ハウスで栽培することで町興しに成功したのです。現在、320種類もの商品を出荷し、年商は2億6000万円。
(2月が稼ぎ時のヒイラギ)
従来「つまもの」は料理人自ら近くの野山で採取していたようですが、そこに新たな市場を開拓したのが上勝町の農協職員。高齢化が進む中、「お年寄りにもできる軽い仕事は何だろう?」と考えて、葉っぱの商品化を思いついたそうです。
経済的に成功しただけでなく、お年寄りが生きがいを持ち始めたので町全体が明るくなったとか。70代~80代のおばあちゃんがパソコンを操作しながら売上ランキングをチェックしたり、自分の生産計画を立てているシーンをテレビで見て驚きました。
(ナンテンの葉は年中需要があるとか)
現在は第3セクターの会社として経営され、全国から視察や講演依頼が殺到しているようです。品質管理はそれなりに厳しいようですが、野山に生えている木の葉が立派なビジネスになるんですね。
上勝町の3セク・㈱いろどりのウェブサイトはこちら
効率やコストだけで評価されると、どうしてもそうなってしまうんですね。
平安時代の書物『栄華物語』には、椋の葉やトクサ、桃の種で仏像を磨いているシーンが描かれているようです。
この葉っぱビジネスももうなくなったのでしょうか。
柏餅や桜餅の葉も葉っぱビジネスですね。
結局コスト競争になるから海外から輸入するのでしょうが、もともと日本伝統の食べ物ですから日本のものを使ってほしいですね。多少高くなっても。
昔は、蒸して乾かした物を束ねて売っていたようです。どのくらい売られていたのかわかりませんが、これも一つの「葉っぱビジネス」?
この話題は前にテレビで見たことがありますが、その時も今回も
「北海道の十勝のカシワで国内産柏餅の葉を100%供給できないのかな」
ということでした・・・
十勝じゃなくても国産100%にしてほしいです。
それと、スーパーで総菜を買うと、時々、石油製品でできている菊や葉っぱが
入っていることがありますが、それも100%自然のものにしてほしいですね。
オオバのように「食べる葉っぱ」じゃないので、農薬なのど基準も違うと思います。
我が家は庭に勝手に生えてくるオオバを使っていますが、オオバも農薬使っているんですか。
昔、知り合いの農家がオオバを作ってました。「あれ食べん方がええで」言うてました。虫食ったら商品になりませんもんね、薬が凄かったそうです、でも今、それでは商売できないし、農業も変わったんでしょうね、