前回ご報告した通り、友人に誘われて京大宇治キャンパスのバイオマスセミナーに参加しました。午前中の研究所ツアーでは、エコハウスの実験棟も見学しました。
その中に、アルゼンチンの留学生が考案した木のレンガのコーナーがありました。アルゼンチンの住宅の材料はレンガが中心で、地震が発生するとその下敷きになって亡くなる人が多い。重いレンガの代わりに、軽い木で家を建てればそうした被害が防げるのではないか、というのが開発の動機だそうです。
(約30×10cmの木のレンガを積み上げた壁)
実用化するには強度や建築構造など課題は多いようですが、木のレンガに込められた留学生の切実な思いがじんわりと伝わってきました。
このエコハウスはほとんど木製。昔ながらの壁土の欠点を、木枠で土を固めたブロック状にすることで解消する実験も行われていました。実際に学生に寝泊りさせたところ、冬は暖房が必要だったものの、今年の猛暑でもクーラーなしで過ごせたそうです。
(実験中のエコハウス)
このエコハウスは昨年も紹介しましたが、柱と梁の新しい木組みや木質断熱材、シロアリ対策などさまざまな実験が行われています。将来、この実験棟から実際の私たちの暮らしに役立つ製品やシステムが生まれることを期待しましょう。
その中に、アルゼンチンの留学生が考案した木のレンガのコーナーがありました。アルゼンチンの住宅の材料はレンガが中心で、地震が発生するとその下敷きになって亡くなる人が多い。重いレンガの代わりに、軽い木で家を建てればそうした被害が防げるのではないか、というのが開発の動機だそうです。
(約30×10cmの木のレンガを積み上げた壁)
実用化するには強度や建築構造など課題は多いようですが、木のレンガに込められた留学生の切実な思いがじんわりと伝わってきました。
このエコハウスはほとんど木製。昔ながらの壁土の欠点を、木枠で土を固めたブロック状にすることで解消する実験も行われていました。実際に学生に寝泊りさせたところ、冬は暖房が必要だったものの、今年の猛暑でもクーラーなしで過ごせたそうです。
(実験中のエコハウス)
このエコハウスは昨年も紹介しましたが、柱と梁の新しい木組みや木質断熱材、シロアリ対策などさまざまな実験が行われています。将来、この実験棟から実際の私たちの暮らしに役立つ製品やシステムが生まれることを期待しましょう。
木の香りもするでしょうし、頭をぶつけてもレンガよりも痛くないだろうし。冷たくないし。
ひょっとすると、似たような製品はもう出回っているかも知れませんね。
なんというか、とってもいいですね。
歩道に敷き詰めてあったのですか。鉄道の枕木を歩道に再利用したものは見たことがあるような気がします。
そのモクレンガの素材は木蓮だったりして…。
すみません、つまらないダジャレで。
収穫された稲のワラも保存して、家に使えませんか?
実験棟の木のレンガは、外壁ではなくて、部屋の間仕切りとして使ってありました。小さい菱形の穴から覗くと、厚みも10cmくらいありましたよ。
私も家を自力で建てようと思ってからもう何年たつでしょうか、いろんなイメージはわくのですが決定的なものがなくて悩んでいます。
木のレンガもヒントになるかもしれません。情報有難うございました。