先週の土日と、仕事の調べもので大津市にある滋賀県立図書館に通いました。宇治から大津へは天ヶ瀬越え(『天城越え』じゃないですよ、石川さゆりじゃないですから…)、天ヶ瀬ダムを越えて行くのが早いので、いつも宇治川沿いの道を遡ります。
このあたりは昔は宇治川ラインという周遊船が就航したくらい風光明媚で、特に紅葉シーズンは美しいです。途中で車を停めて撮ったのが下の写真。コンパクトデジカメで、しかも曇天だったので画像がイマイチですが、錦のような裾模様でした。
図書館に着くと、植栽されたアメリカフウが鮮やかに紅葉していました。しかも、1本ずつ微妙に色が違います。それぞれの葉を撮影したのが下の写真。モミジもきれいですが、アメリカフウもこんなにカラフルです。
別名モミジバフウ(もみじのような葉のフウの木)というくらいで、形はモミジにそっくりですが、こちらはマンサクの仲間。ついでながら、日本で「楓」の字はカエデと読みますが、中国ではフウの木を意味します。漢字も葉の形も、そして紅葉の鮮やかさも、カエデ(=モミジ)とフウは紛らわしいです。
(一列に並ぶアメリカフウ。1本ずつ色が違います)
図書館の帰り、琵琶湖畔の道を通ったら、今度は紅葉しつつあるメタセコイヤの並木に遭遇しました。緑、黄色、赤、褐色…、1本ずつ微妙に色が違います。
アメリカフウもメタセコイヤもしょっちゅう見る樹ですが、秋になるとこんなに個性のある色をまとうんですね。人間がそれぞれ好みの色の服を着るように、樹木にも好みがあるんでしょうか。タイムラグかも知れませんが、私には木のファッションショーのように見えました。
このあたりは昔は宇治川ラインという周遊船が就航したくらい風光明媚で、特に紅葉シーズンは美しいです。途中で車を停めて撮ったのが下の写真。コンパクトデジカメで、しかも曇天だったので画像がイマイチですが、錦のような裾模様でした。
図書館に着くと、植栽されたアメリカフウが鮮やかに紅葉していました。しかも、1本ずつ微妙に色が違います。それぞれの葉を撮影したのが下の写真。モミジもきれいですが、アメリカフウもこんなにカラフルです。
別名モミジバフウ(もみじのような葉のフウの木)というくらいで、形はモミジにそっくりですが、こちらはマンサクの仲間。ついでながら、日本で「楓」の字はカエデと読みますが、中国ではフウの木を意味します。漢字も葉の形も、そして紅葉の鮮やかさも、カエデ(=モミジ)とフウは紛らわしいです。
(一列に並ぶアメリカフウ。1本ずつ色が違います)
図書館の帰り、琵琶湖畔の道を通ったら、今度は紅葉しつつあるメタセコイヤの並木に遭遇しました。緑、黄色、赤、褐色…、1本ずつ微妙に色が違います。
アメリカフウもメタセコイヤもしょっちゅう見る樹ですが、秋になるとこんなに個性のある色をまとうんですね。人間がそれぞれ好みの色の服を着るように、樹木にも好みがあるんでしょうか。タイムラグかも知れませんが、私には木のファッションショーのように見えました。
文学的には、「カエデ」は蛙手(かえるで=カエルの手のような形)に由来する一方、「モミジ」は「赤くなる」という意味の古語「もみず」に由来します。
図鑑を見ると、モミジは「イロハモミジ」「オオモミジ」「ヤマモミジ」の3種にだけ使われています。
つまり、イロハモミジ系統のみ「モミジ」と呼ばれています。人間にいちばん身近な種類なので、赤くなる木という意味で「モミジ」と呼ばれたのではないでしょうか。
ご存知でしょうが、ハナノキ、チドリノキ、メグスリノキなどモミジもカエデもつかないカエデ属もあります。
これが例のメタセコイアですね。
確かに色が違うと楽しさ倍増ですね。
モミジバフウはせっかく東京にいるうちみまた探してみないと。
そういえば先ほど上野近辺を散歩していてザクロとイチジクと
両方を見て、札幌では見ないので感動しました(笑)。
剪定されているので、典型的な円錐形の樹形にはなっていませんが…。
北海道にはイチジクもザクロもないわけですね。やっぱり、植生がかなり違いますね。