あけましておめでとうございます。今年も樹木のウンチク話にお付き合いください。
さて、昨年の3月、鎌倉にある鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたというニュースがありました。妻の実家があちら方面なので、年末に帰省した際に携帯カメラで写真を撮ってきてもらいました。
大銀杏があった場所(注連縄のある所)。すでに根元から彦生えが出ています
このイチョウは幹回り6.8m、高さ約30mで、樹齢は1000年だったそうです。日本史の授業で習いましたが、鎌倉幕府3代将軍の源実朝は、このイチョウの幹に隠れていた甥の公暁に暗殺されます。以後、「隠れ銀杏」として有名になり、鶴岡八幡宮のご神木として崇められてきました。
ところが、「樹齢1000年であれば実朝が暗殺された1219年にはまだ樹齢200年程度なので、暗殺者が隠れられるような太い樹ではなかったはず」と疑問を呈する樹木学者もいます。
倒木を切って立てた別の場所でも新しく芽吹いています
ご神木が倒壊した後、その枝をお守りとして販売しているというニュースも伝わったので、買ってきてもらいました。
鶴岡八幡宮のホームページには、「3月の倒伏後に見事に芽吹き始めた御神木大銀杏の生命力は、私たちを勇気付けてくれます。この「大銀杏 木霊」は大銀杏の枝から奉製した特別なものです。木霊の尊さを感じ、お守りとしてお持ち下さい。」と書いてあります。
大銀杏木霊(こだま)800円
「倒れてもただでは起きない」と言うべきか、神社もなかなか強かですね。
今年もよろしくお願いします
樹木のお話は楽しみです。
このイチョウのニュースは知っていましたが、
ひこばえがもうこんなに出ているんですね驚きました。
200年だと、ひとまず人は隠れられるのではないか
という気もしますがどうだろう。
北海道庁の前庭に大きなイチョウがあって私でも反対側に立つと
見えないくらい太いですが、それは札幌だけに、植えられてから
せいぜい200年しか経っていないのでは、という気もします、分からないですが。
その木霊は私でも行けば買うと思います(笑)。
最初の話題が、初詣にちなんだ神社のご神木のお話とは、考えましたねえ~
ご神木に違わず、すごい生命力ですね。神社にご利益も与えてるし・・・。(笑)
今年も樹のお話を楽しみにしております。
どうぞよろしく。
こういう伝説の木の樹齢はほとんどの場合が自称、通称ですからアテにはできませんし、歴史学者も想像でしか言えませんから、どっちが正しいのか分かりませんが、私は歴史的な樹木を見る視点を教えられました。
初詣を意識してアップしたわけではなかったのですが、結果的にそうなりましたね。
元の場所には根が残っているので彦生えが出てくるのは分かりますが、倒木を切った幹から出ているのは不思議ですね。
科学的には、樹体内の水分や養分が無くなったら枯れるはずですが、もう半年以上経っています。どうなるんでしょう。
今年も樹木の話によろしくおつきあいください。
このニュースは以前から知っていて、見に行きたいと思っていたところ、妻が「帰省中に鎌倉に出向く」というので、写真撮影と木のお守りをお願いしました。
この神社、名前は鶴岡八幡宮ですが、名物は鳩サブレなんです。鶴サブレにすればいいのに(笑)。
栃の森も往時の森の姿に早く戻ると良いですね。
私の実家にも柿の木と八重桜の木があって、どちらも数十年前に根元から切ったのですが、どちらも彦生えが見られて、桜はだめでしたが柿の木は現在も実をつけています。樹木のもつエネルギーには感心させられますね。
今年もいろんな話題を楽しみにしています。
先日から鳥のビデオ撮影にチャレンジしていますが、難しいです。チョロチョロ動く小鳥はフレームに入れるのが難しくてあきらめました。
カモなら大丈夫だろうとポイントに行きましたが、私のレンズでは短すぎてアップでは撮影できません。
でも、もうすぐある鳥を撮影してここに掲載します。楽しみにしていてください、師匠!(笑)