先々週、栃の森に行ってきました。真夏は野鳥が少ないため調査がお休みなので、3カ月ぶり。街中に比べると季節が1カ月以上早く、すでに紅葉が始まっていました。
今年は木の実が不作でクマが街に下りてくると言われていますが、「実際はどうなのだろう?」と思って木の実を中心に観察しました。
確かにブナやオニグルミなどの実は少ないようでした。でも、クリやトチノキの実はいっぱい落ちていて、そのほとんどはすでに食べられた後。クマ、シカ、リス、ネズミなどの食糧になったのでしょう。クマが好きなミズナラのドングリも目につきました。
クリ
トチノキ
ミズナラ
豊作・不作は種類によってバラつきがあるということのようです。もちろん、地域によっても違うでしょう。
木の実は哺乳類だけでなく鳥類の餌にもなりますが、こちらも不作という感じは受けませんでした。ただ、サワフタギはほとんど結実していませんでした。
下の写真は、タラノキの実。ピンクに見えるのは果柄で、黒い粒が実。人間には新芽がご馳走ですが、ヒタキ類やアトリ類にとってはこの黒い実がご馳走です。
同じウコギ科のコシアブラの実もたくさん成っていました。もう少し黒く熟すと、いろんな鳥が食べるはずです。キツツキも食べるようです。
動物たちの餌になるかどうか知りませんが、前夜が雨だったこともあって、キノコもニョキニョキ生えていました。しかも、白、赤、黄、茶色、紫とカラフル。
触るだけで手が腫れるという猛毒のカエンダケ
ニカワホウキタケ
ムラサキアブラシメジモドキ
私、キノミはけっこう大胆に口に入れますが、キノコは用心深いです。知らないことについては、石橋を叩いても渡らないタイプ。
今年は木の実が不作でクマが街に下りてくると言われていますが、「実際はどうなのだろう?」と思って木の実を中心に観察しました。
確かにブナやオニグルミなどの実は少ないようでした。でも、クリやトチノキの実はいっぱい落ちていて、そのほとんどはすでに食べられた後。クマ、シカ、リス、ネズミなどの食糧になったのでしょう。クマが好きなミズナラのドングリも目につきました。
クリ
トチノキ
ミズナラ
豊作・不作は種類によってバラつきがあるということのようです。もちろん、地域によっても違うでしょう。
木の実は哺乳類だけでなく鳥類の餌にもなりますが、こちらも不作という感じは受けませんでした。ただ、サワフタギはほとんど結実していませんでした。
下の写真は、タラノキの実。ピンクに見えるのは果柄で、黒い粒が実。人間には新芽がご馳走ですが、ヒタキ類やアトリ類にとってはこの黒い実がご馳走です。
同じウコギ科のコシアブラの実もたくさん成っていました。もう少し黒く熟すと、いろんな鳥が食べるはずです。キツツキも食べるようです。
動物たちの餌になるかどうか知りませんが、前夜が雨だったこともあって、キノコもニョキニョキ生えていました。しかも、白、赤、黄、茶色、紫とカラフル。
触るだけで手が腫れるという猛毒のカエンダケ
ニカワホウキタケ
ムラサキアブラシメジモドキ
私、キノミはけっこう大胆に口に入れますが、キノコは用心深いです。知らないことについては、石橋を叩いても渡らないタイプ。
こちらミズナラのどんぐりは豊作で、オニグルミは不作です。
A公園のクリはやや豊作かな、でもあれは自然のものではないので参考外。
他にヌルデが久しぶりに豊作です。
コシアブラの仲間のハリギリはアカゲラが食べているのを見たことがあり、ウソも食べていましたが、ハリギリはブトが大好物らしくて、カラスなんだから他の鳥たちがすきなものわざわざ食れなくてもいいのに、と思います(笑)。
ウコギ科の実はキツツキの好物なんでしょうか。
ハシブトも食べるんですか。何でも食べるらカラスは生命力が強いんでしょうね。