以前、野球のバットの端材で作ったペンをご紹介しましたが、ウィスキーの樽材で作ったペンがあるというので買ってきました。
バットのペンはパイロット社製、ウィスキーのペンは三菱鉛筆社製です。バットの方はシャープペンにしたので、今度はボールペンにしました。
(これは1本1,050円。5,000円もの高級品もあります。)
三菱鉛筆の説明によると、サントリーのウィスキー工場で50~70年働き、熟成力がなくなった樽は解体されて家具などに再利用されるそうで、それを文具に応用したのがこのペン。商品名は「ピュアモルト」。使われている樽材はホワイトオークです。
誰でもそうすると思いますが、私も買ってすぐウィスキーの匂いがするかどうか鼻で嗅いでみました。残念ながら(と言うか、当然)、ウィスキーの匂いはしません。
先日訪れた京大宇治キャンパスの「材鑑調査室」には、サントリーが提供したウィスキーの樽材のサンプルも展示してありました。その材もホワイトオークでした。
(少しボケていますが、ウィスキーの樽材です。)
「オーク」と言うと、ほとんどの人は樫(カシ)の木だと思っています。しかし、正しくは楢(ナラ)。ブナ科の中にカシ類やナラ類があるのですが、最初にoakを訳した人が「樫」と誤訳したために、oak=樫になったようです。
日本で言えばコナラ、ミズナラなどがオークです。以前にも書きましたが、サントリーのウィスキー工場ではホワイトオーク(外国産)のほか日本産のミズナラも樽材に使っています。
バットのペンはパイロット社製、ウィスキーのペンは三菱鉛筆社製です。バットの方はシャープペンにしたので、今度はボールペンにしました。
(これは1本1,050円。5,000円もの高級品もあります。)
三菱鉛筆の説明によると、サントリーのウィスキー工場で50~70年働き、熟成力がなくなった樽は解体されて家具などに再利用されるそうで、それを文具に応用したのがこのペン。商品名は「ピュアモルト」。使われている樽材はホワイトオークです。
誰でもそうすると思いますが、私も買ってすぐウィスキーの匂いがするかどうか鼻で嗅いでみました。残念ながら(と言うか、当然)、ウィスキーの匂いはしません。
先日訪れた京大宇治キャンパスの「材鑑調査室」には、サントリーが提供したウィスキーの樽材のサンプルも展示してありました。その材もホワイトオークでした。
(少しボケていますが、ウィスキーの樽材です。)
「オーク」と言うと、ほとんどの人は樫(カシ)の木だと思っています。しかし、正しくは楢(ナラ)。ブナ科の中にカシ類やナラ類があるのですが、最初にoakを訳した人が「樫」と誤訳したために、oak=樫になったようです。
日本で言えばコナラ、ミズナラなどがオークです。以前にも書きましたが、サントリーのウィスキー工場ではホワイトオーク(外国産)のほか日本産のミズナラも樽材に使っています。
あ、これ、私が例の記事を上げた時、横で売ってました。
ただその時はアオダモの方しか眼中になかったので、あるんだな、と思って、
それ以上は見もしませんでした。
ちなみに私は、まだ木を知る前の若い頃に読んだ本で、
oakが「樫」というのは誤訳だと知っていたので、
oakといわれるとすっと「楢」と出てきます。
でもそれで、違うんじゃないの、と言われたことも何度かありますが(笑)。
今もパソコンの横で、仲良くセットで並んでいます。
私は樹木に関心を持つまでは、oakは樫と思い込んでいました。けっこう多いですね、そう思っている人。
私の持っている英和辞典には「ナラ」も「カシ」も出ています。
実は今日、百万遍の進々堂に行って、黒田辰秋作のテーブルでコーヒーを飲んできましたが、オークにもあんなテーブルがありました。
店名どおり、多分あれもミズナラだったのでしょう。店はなくなりましたが、あのテーブルはどこかで使われているのでしょうね。